臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

2021年09月17日
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 不動産に関するトラブル物件でも買います.横須賀の臼井不動産株式会社

 私の知人から「親が亡くなったので家の売却をお願いします」と頼まれました.
本日息子さん宅にお伺いして、お父さんが土地、建物を購入した時の測量図や権利証、謄本関係を預かり、帰り際に現地まで下見に行った.息子さんのお宅から車で約8分程度の場所だ.
すると隣地の家の窓や屋根までが完全に越境しているのが目視でも良く分かる.
これからトラブルになるであろう事件を考えると憂鬱ですが、仕事なので争いになるのか穏便に済むのか一生懸命交渉に挑みます.
最悪の場合は臼井不動産の顧問弁護士を立て訴訟になるかも知れないと覚悟の上で




建物は築40年を経過しているので価値はありません.逆に解体費を引いて売る羽目になります.

依頼者のお宅を出てから、まずは売物件の下見に現地まで赴くと、まだ築10年程か、隣地に新しい建物が建っている.明らかに越境している.

このような場合、ストレ-トに越境の事実を隣地の人が認め解決策を求めるならば事は穏便に済まします.
文書で自宅が隣地に越境している事を認めて、今度建物を建て替える場合は私の知人と立ち会いをし、自己敷地内に建て直すことを覚え書きにして後の証拠とします.
更に土地の使用料として年額1万円程度の使用料を支払って貰う.

車の駐車料金で1ヶ月分程度と認識して貰えればいい.

所が、物事が分からない相手だった場合は、測量図や公図の他、証拠書類を揃えて訴訟となります.越境している部分を取り壊し、自己敷地内に建物を納めるように主張する.

訴訟を行えば当然お金がかかります.素直に越境を認めて覚え書きにサインをした方が得策ですが、世の中にはいろいろな人が居るので、話し合いをしてみなければ分かりません.
訴訟費用と建物の修復費用を考えれば普通なら、どちらが得で、どちらが損か理解できるのですが、世の中には物わかりが良い人ばかりとは限りません

あの手、この手と各種対案を用意しながら隣地の人と話し合いに挑みます.
不動産業は法律の知識が無いと相手と話し合うことが出来ません.
不動産業者は民法を重点的に勉強しています.



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最終更新日  2021年09月18日 09時31分32秒
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