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Jul 24, 2006
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病院のベッドの上から見る空の色は


漆黒の闇から
だんだんと紫色へと変わり、
やがて朝日が朝焼けを作り出す。
そして、
それは水浅葱色へと姿を移し、
吸い込まれそうな青となる。
青色が長い時間にさよならを告げて

まるで、
名残惜しいかの様に赤色は空を塗り潰していく。


一日の間、
僕はゆっくりと呼吸をしながら、
空を飛びたいと本気で願った少年時代を思い出していた。
大人になれば、
竜のあざが体のどこかに浮かび上がってきて、
空を自由に飛びまわれる、
本気でそう思っていたなあと、
少し恥ずかしくなったりした。



そして今、

ずっと明るい蛍光灯の下で、
一応体中を探したけれど、
やっぱり竜のあざなんて見つからない。
むしろ、変な所におっきなほくろが出来ていて、
あざが無いことよりも落ち込んだ。




選ばれた戦士なんかじゃなかったんだ。
そう、今だって僕の体は、
重たく地面を離そうとなんかしない。


「それでもいいさ」


ひとつ深呼吸をしてみせた。

「今度こそは・・・」

たとえ選ばれた戦士じゃないにしても、
今度こそは怪我せず飛んでみせるさ。



偶然にも完璧な程、丸い月とほくろを見ながら心に強く誓った。





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Last updated  Jul 25, 2006 11:32:39 PM
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