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2006.03.17
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いや~久しぶりに書くなぁ。

私が冬眠している間、このブログを訪れてくださった方々、本当にありがとう&申し訳ない。春の訪れと共に、再開です。
で、久しぶりのネタは、前回の予告通り、映画ネタパート2。

思えば、今までに一番、劇場で映画を見たのって中学生のときだったように思う。
ちょっと思い出すまま、この時期に見たヤツのタイトルを挙げてみよう(リバイバルを含む)。
オルカ、カプリコン1、遠すぎた橋、キングコング(ジェシカ・ラングがヒロインのヤツ)、ザ・チャイルド、愛の妖精アニーベル、エクソシスト2、サーキットの狼、トラック野郎、ダーティハリーシリーズ、007シリーズ、恐竜の島、デスレース2000年、トランザム7000、スラップショット、スターウォーズ、ブルースブラザーズ、栄光のル・マン、バニシングin60、怒りの荒野、荒野の七人、ノストラダムスの大予言、ブルークリスマス…。
たぶん、まだある気がするけど、なんか挙げてて情けなくなってきたぞ。一部を除いて、今まったく語られることの無い作品ばっかりじゃん。あなた、これらがどんな作品だったかわかりますか?
当時公開されたほかの映画といえば、未知との遭遇、ロッキー、金田一シリーズ、さらば宇宙戦艦ヤマト、八甲田山、血を吸う薔薇、サスペリア、放浪紳士チャーリー、ベンジー、ジョーイ、コンボイ、グリズリー、野球狂の唄、スクワーム、ェットローラーコースター、世界が燃え尽きる日…なんだ、こっち(見てない)の方がおもしろそうじゃん。まぁヤマトを筆頭に、後年ビデオやTV放送で見たものもあるけどね。また、後にどっぷりハマるジャッキー映画は同じ時期かその後か…。

そういやオルカのテレビCMの際、「SPACロマン第1弾…、オルカ!!」なんてやってたなぁ。内海賢二の渋い声で、何の説明も無くいきなりSPACロマン、なんて言われた日には、理屈を通り越して恐れ入りました~、と異様な説得力(しかも何の理屈も無く)に脱帽、って感じだった。

で、中学の頃に見た映画でわすれちゃならないのがひとつ。あえてさっきの列記にはハズした、アレ。といってわかる人は世界中でも極めて少数と思われるのですかさず暴露してしまうが、そう、アレだ。「テンタクルズ」(←この後“タコの手攻め”だの“宇宙ダコ勝利の舞”だのと続けた人は…私を除いてたぶん世界でひとりであろう)。

情けないのよこれ。“テンタクルズ”を直訳すれば、“触手”。そう、巨大なタコが出現し人々を襲うという、まぁジョーズ(←この映画ももはや古典となってしまったなぁ)の何番煎じ?ってな内容。あの「タイタニック」を越える傑作映画(と個人的には思っている)「ポセイドンアドベンチャー」で名演技を見せたシェリーウインタースや名優ヘンリーフォンダなどをそろえながら、なんともシオシオなパニック映画、というか、タコ映画。
いや、一応この手の作品らしく定石は踏まえてる。冒頭、観客を脅かすショッキングシーンはあるし(ま、つかみはOK、ってとこですな。でも今のSFXからすればなんてことない場面ではある)、徐々に巨大ダコが姿を現す演出や、「あの海は危険だ」「いや、大丈夫だ」と主人公VSお役所の問答、そしてその危機管理の甘さから大惨事が…なんて場面もしっかり、ある。
ただ、なぁ。いかがわしさ全開の映画なんだなこれが。
イタリア映画なのにカリフォルニアが舞台ってのが、まずなんたっていかがわしい。当時話題(というか、この映画の売り)となったトレンブルサウンド(←乱暴に言えば今の5.1CH、みたいなもの)も見にくい、いや聞き取りにくいだけだったし、パニック映画の割りにのんびりしたストーリー展開だし、主人公がタコだからか、襲撃シーンもイマイチ(いや、ウルトラQのスダールばりの暴れっぷりを見習いなさい!)。
そもそも、一番のカタルシスがあるべきクライマックスのシーンが、視覚的にまったくわからんのだ。マナーとしてここで詳しくは書かないけど、最大限に好意的な解釈をすれば「まぁ、実際もし本当にそういう事が起きたなら見えるわきゃないわなぁ」と、そのリアルさ(そうか?)にうなずけるってことだろうけど…ホメ上手な淀川長治さんですらこうは言わないだろう。とにかく、なんだなんだ?と目を凝らしているうちに、スクリーンに映し出される美味そうなタコのちぎれた足…。なんだこりゃー!

でも、なにか好きなのだこの映画。70年代ハッタリかませ過ぎ映画のエッセンスが凝縮されてる感じで、そこに惹かれるんだな。劇中の音楽(実はこれが一番のお気に入り)も、およそパニック映画とは思えないノー天気な曲や、恋愛映画もかくやのしっとりとしたバラード(フルートがいい味出してる)、そしてそして、“チクチクチッチー”と言えばごく一部でのみ通じる、劇中最大最高の名曲(大袈裟!)「サンチェゴタクシー」など、傑作が目白押しだ!(…そうなのか?)
くどいようだけど、今やレンタルビデオショップでもあまりお目にかかれないが、70年代映画のインチキくささを満喫したい人には個人的にお薦めの作品だ。ただし、今時の映画に慣れ親しんだ人にとっては、見ていて果てしなく疲れる作品、とも言っておこう。

もともと、映画ってある種いかがわしいもんなんだよなぁ。で、それをうまく(かどうかは監督次第だが)糖衣で包んでいるのが今の映画。むき出しなのがあの頃の…。

「あんた、テンタクルズを見ずして70年代映画は語れないぜ (これを見たら語ってもいい…鬼打鬼この字読めますか?)」





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Last updated  2006.03.17 22:01:02
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