きまぐれMAT

きまぐれMAT

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01

Profile

ヤエモンジ

ヤエモンジ

Comments

9921M@ Re:「地獄のズバット」 ~ズバットソング3部作第1弾! 列伝133(04/05) 怪傑じゃなくて快傑ですな。 まあ怪の字を…
人間辛抱 @ Re:「だれかが私を待っている」 列伝94(04/02) 初めまして、 宜しくお願い申し上げます。…
ラリホーJ@ Re:「戦い終わって」 列伝62(12/08) 懐かしいですね、昭和40年代のアニソン…
みぽりん@ Re:「GoGoトリトン」 ~イルカに乗った少年よ何処へ~列伝105(06/19) 私も、この曲は今でも大好きな曲で この曲…
みぽん@ Re:「戦い終わって」 列伝62(12/08) 私は現在25歳の女性です! この曲を初めて…

Freepage List

2006.10.03
XML
今回の列伝は思いっきり個人的なチョイスでご容赦(…って、いつものことか)

今年の夏、お盆休みの頃に我が愛犬(娘)のタルト(以下、タル)の避妊手術をしてもらった。ホントはもう少し早く…と思っていたけど、諸処の事情でこのタイミングで。
オスに比べて大掛かりな手術になるため、2~3日入院が必要、なんだけど…。
過去ログをお読みいただくとわかるとおり、我が家にはもう一匹の愛犬(息子)がいる。ヨロだ。
事件は、タルが入院したその日に起こった。

ヨロがメシを食べない。いつものようにキャンキャンはしゃぎもしない。優等生のようにおとなしい。不気味だ。
私は妻と顔を見合わせた。これてもしや…。
そう、タルがいないためだった。空のハウスを何度も覗き込んでる。そして初めて女の子にフラれた、いたいけな男の子みたいにしょんぼりしているヨロ。
その夜、ヨロが鳴いた。タルを探すかのように寂しい声で。



最初はほっといた。甘やかしたらためにはならん。気分はムラマツキャップか立花藤兵衛。こらえるのだヨロ。ヒーローは孤独に耐えなくてはいかんのだ。そんなことで地球の平和が守れるのかヨロトラマン!
しかし、ダメ。延々鳴き(泣き)続けるヨロ。負けた。藤兵衛には成りきれん。
彼のいる居間に布団一式を運び込み、私はそこで寝た。ヨロも、落ち着いたのか鳴きつかれたのか、やっと寝た。しかし次の夜も同じ様に鳴いた。私は布団を運ぶ。明日タルが退院するまでの辛抱だ。布団にもぐりこむ私。と、ヨロが近づいてきて、私の胸元で丸くなって寝た。

おいおい、私はタルじゃねぇっての!

人肌(犬肌?)が恋しいのか、ヨロは一晩中、私のどこかに触れて寝た。夜中に何度も目が覚めた。気付くと足元に、背中に、腹の辺りにうずくまって寝息を立てているヨロ。

おまえ、一ヵ所でずっと寝とれ!こっちが気になって眠れんわい!

ずうずうしいんだか淋しがりやなんだかわからん(きっと両方だ)ヨロの寝ている様子を寝ぼけまなこで見ているうちに、頭の中にある曲のイントロが流れてきた。それが手塚アニメ「ワンサくん」のエンディングテーマ「ピンコラ音頭」だったのだ(出来過ぎのようだが実話だ)

♪名犬目指してがんばれと 予習だテストだ復習だ
 これじゃ体がもつわきゃないよ
 バカだチョンだと言われても(ハァ~言われても)
 ピンピンピンとやれ生き残れ ピンピンピンとやれ生き残れ


翌日無事タルが退院してからはヨロも元気復活、今ではふたりで暴れまくってるのだけど、しかしなぁヨロよ。
人間社会でも男より女の方が精神的には強いとか言われてるけどさ、ちったぁこの歌のように、“ピンピンピンとやれ生き残れ”だぜ。
名犬なんぞにならんでもいいから、男の意地を見せてみぃ。たとえ寂しくたって男のやせ我慢で堪えてみぃ。
けど、この辺の意気地のなさは私に似てるのかもしれんなぁ。やっぱりペットは飼い主に似る?

さてこのまま終わってしまっては列伝の名折れ。曲にも触れてみよう。

で、その音頭のリズムで歌われているのは、エリートに対して軽い風刺を効かせた下町のバイタリティ、といったところか。往年のクレージーキャッツ(彼らが歌っても似合いそうだ)のテイストもあるね。
“バカだチョンだと言われても…ピンピンピンとやれ生き残れ”なんと言われようとしたたかに生き残れ、か。やっぱりここがカギだな。
ボーカルのシンガーズ・スリーとロイヤルナイツのみなさんの、すっとぼけた歌い方がそれを後押ししている。

作詞:藤川桂介、はいいとして、作曲がヤマト(というかシャボン玉ホリデー!)の宮川泰さん。う~む宮川さんってこんな歌もつくってたんだねぇ。
このアニメのプロデューサーが、まだ虫プロに在籍していた頃の西崎(なぜか呼び捨て)、といったことから、ひそかにヤマトにも通じるものがあるな。それにしても、手塚アニメにこうした音頭やミュージカルっての、合うね…。

この「ピンコラ音頭」のひそかな聴きどころ。それは曲の終わりで♪ピンコラピンのピンピンと…♪がフェードアウトしていくときの、ひとりのおっさん(失礼!)のつぶやきだ。
「ピンコラだよ。ピンコラだってのに。わかんないの…」
半分やけっぱちでブツブツ言ってるこのおっさん。ここにピンときた人は、すかさずジャッキーチェンの、昔市販された映画のビデオソフト(の本編後に入る作品紹介)を観てみよう。ハマることまちがいない!
この“作品紹介”を観たら、ピンコラ音頭を語ってもいい…。

下の写真は、我が家のワンサくん?(いやヨロだってばよ)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.10.03 21:22:43
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: