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ヤエモンジ

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みぽん@ Re:「戦い終わって」 列伝62(12/08) 私は現在25歳の女性です! この曲を初めて…

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2006.10.07
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♪あんまりそわそわしないで あなたはいつでもキョロキョロ

 星たちが輝く夜更け 夢見るのあなたのすべて
 愛してもあなたは知らんふりで 今頃は誰かに夢中
 あぁ男の人っていくつも愛を持っているのね
 あぁあちこちにばらまいて 私を悩ませるの
 あんまりそわそわしないで あなたはいつでもキョロキョロ
 よそ見をするのはやめてよ 私が誰より一番


 あぁ私だけ愛してよ いつでも私だけを
 あんまりそわそわしないで あなたはいつでもキョロキョロ
 よそ見をするのはやめてよ 私が誰より一番
 私がいつでも一番 あなたのすべてが好きよ…好きよ…好きよ…一番好きよ♪

あ~、書いてるだけでムズムズするな~。甘ったるくて、くすぐったくて、いてもたってもいられない感じ。実際に曲を聴けばいっそうその感じ、倍増。ついでにオープニングの映像を見ながら聴くと、倍率ドン、さらに倍!だ。
このムズムズ感、どこかの歌に似ていると思っていたが、ふと気がついた。あれだ、キューティーハニーのOP(♪この頃ハヤリの女の子♪)

言わずと知れた、良くも悪くも80年代アニメの象徴「うる星やつら」の最初の主題歌なんだけど、しかしまぁ作品世界の本質をなんと上手くついている詞だね。女性諸氏はこの歌をどう聴いていたんだろう?
でまた、音が軽いんだ。初期テレビゲームの音源のごとく、ピコピコタカタカとほとんど重さを感じさせない。といって、それが耳障りでなく妙に(そう、妙に、だ)心地いいのが困っちゃう。歌に合ってる。違和感なし。重厚なる渡辺(宙明)サウンドではぜ~ったいありえない。もっとも、万一うなるブラスでこの歌を奏でたら大変ダダダ!(これはエンディングテーマか)

思えばこの「うる星やつら」。宇宙人から妖怪からミリタリーから何でもありのスラップスティックコメディの体裁を成しながら、ひとつそれまでのアニメにない構図が見える。

空を飛んだり電撃を放ったり、はたまた地球にない科学力(つまり人間以上の力)を持ちながら、ラムちゃんとあたるって対等の立場だったんだよな。
過去のアニメ・特撮作品を振り返ってみれば、代々続く魔女っ子アニメや先出のハニー、アンドロ仮面(「すきすき魔女先生」)にコメットさんなど、あきらかに周りの人間以上のポテンシャルを持っているがために、たとえそこに男性がいたとしても守る、守られるの上下関係があった。ちなみに、電波人間タックル(仮面ライダーストロンガー)、ベルスター(ザ・カゲスター)などはこの際置いとこう。戦闘員には勝てても彼女らは怪人を倒せなかったし(ウルトラサイクロン?あれは例外)

コメディ、と言ってしまえばそれまでだけど、従来の作品にこういう構図を見せたものってなかったと思うのだ。

トラジマビキニの愛くるしい女の子が、地球の平和を守るでもなくただひとりの男に夢中になって…っての、ちょっと大きくなったお兄さんたちが飛びつくわけだよなぁ。

そしてその瞬間、それまでアニメ・特撮世界を席巻していた硬派なヒーローが、表舞台から引きずり落とされた。消えてしまったわけではないけど、主流からは外されてしまったのだ。
マンガにも、力が強いわけでもなくただ人が良いだけの普通の男の子と特殊な能力を持つ女の子、ってスタイルの作品が世に出回りはじめ、ヘタすりゃ美少女が乗り込むロボットを男の子が見送って…なんてアニメも生まれるくらい(これ明らかに男女の逆転現象だ)。
こんなの、昭和40~50年代半ばまでの作品には考えられなかったよなぁ。


「うる星やつら」はそのはしり。「主題歌集」として1枚のアルバムが出来ちゃうほどに何度もOP、EDが変わり、ファンの散財を招いた。
このアニメに片足突っ込んだ程度のハマり方で済んだ私はそれほど被害に遭わなかったけど、ラムちゃん命!と燃えていたファン、たまらなかっただろうなぁ(今でも聴いてるのかな?)
この辺のアニソン変貌の歴史はまたじっくり考察してみたいが、それはともかく何曲もある「うる星主題歌」の中で一番“らしい”と言えるのが「ラムのラブソング」だなやっぱり。ラムちゃんの甘ったるさが見事に表現されているって意味でもね。

ちなみに詞の中にある♪あぁ男の人って 何人好きな人がほしいの? あぁ私だけ愛してよ いつでも私だけを♪の問いかけ&要望に、男の側からきっちり答えた歌がある。
長渕剛の「おいらの家まで」の一節を紹介してこの項、結びに。
♪でもね、男は心の奥にしまってるものだよ 一番大切なものだけ わかるねそれが君さ♪

…ラムちゃんには通じないだろうなぁ…。





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Last updated  2006.10.07 19:38:01
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