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noffyさんとこ見たら、
東アジア最大級の火山である白頭山に不穏な兆候
2010年05月23日(以下、韓国ソウルファイナンス記事翻訳版から抜粋で、)
アイスランドからの火山灰のために最近ヨーロッパの航空会社が災難を経験 している中、私たちの(朝鮮半島の)白頭山も火山爆発の兆候が普通ではないと22日のKBSが報道した。これに、改めて国民の視線が集中している。
KBSの調査報道チームが今月の初めに白頭山を調査したところ、近辺の住民たちが、最近数年の前兆は尋常ではないと話しているという。住民たちのインタビューは非常にリアルだ。
「車が過ぎ去るように土地が動きました。動揺しました」、
「地震が来たと、学生たちを全員運動場で待避させました」など。白頭山の地震は2002年から急増しており、多い時には1カ月に250回もの地震が発生した。
中国の地震関係者は、「2002年以降、微弱地震が集中する理由は白頭山の下のマグマが上昇して圧力が増加して発生したもののように見える」と言う。
これは、灯台元暗し、
で、現在の地震の状況は、
今のところないので、
あわてる必要はない(と思う)、早速、 白頭山 を予習しておくことに、
まずロケーション、
拡大で、 (Paektu-san)、
中国と北朝鮮の国境にある、微妙なところ、
白頭山ネット から、
長白山は、中国吉林省・延辺朝鮮族自治州、同・白山市、
そして朝鮮民主主義人民共和国の両江道にまたがる山です。
休火山 のため、山頂付近に白い浮石が多く分布するところから、
韓国・北朝鮮では『白頭山(Pektusan)』と呼ばれます。
北緯41度01分、東経128度05分、高さは 2,744m で、
朝鮮半島の最高峰でもあります。
(※) 本サイトは、日本の方々が現在、比較的容易に立ち入り可能な領域のほとんどが中国側にあるという事情により、原則として中国側の呼称である 『 長白山 』を使用しています。しかしそれは、韓国・北朝鮮での呼称である『白頭山』を否定する意図によるものではなく、あくまでも便宜的にそうしている だけであることをお断りしておきます。
高さ2744mの休火山、
北朝鮮の最高峰、
朝鮮/韓国で白頭山 Pektusan 、
中国では長白山 Changbaishan 、(これマメね、)
長白山の歴史
今から11000~15000年(第4紀の全新世期)前、火山は再度復活して、大量の灰白色-薄黄色の建築用浮石を噴き出し、局部の厚さは60mに達します。
この時の猛烈な火山爆発で、火山円錐柱の頂上が破裂し、陥没、カルデラ形の噴火口を形成しました。
火山の作用が停止した後で、噴火口内は 大気の降水と地下水のふんだんな補給を受け入れ、次第に水が貯まり湖となり、噴火口の湖を形成しました。 これが有名な 長白山天池 です。
地質学の研究によると、長白山は10世紀の初頭に歴史的な大噴火をしたことが判っています。
長白山とほぼ同じ緯度にある日本の青森県から北海道にかけ、当時の地層に見られる火山灰層から、長白山の火山灰に多く含まれるアルカリ長石が多く検出されています。季節風に乗って海を越えて来た火山灰が日本の北部にも降り積もったことを示すものです。
カルデラ湖の 天池 で有名、
(噴火すると、東北/北海道にも影響あり、)
Wikipedia より、
上空図、(このカルデラ湖はかなりでかい、)
カルデラについて、
日本列島では数千年に1回,全地球では数百年に1回の頻度で,文明を滅ぼすようなカルデラ破局噴火が起こる.そのリスクは1年あたりの死者数でみるとけっして小さくない.しかし,ごくまれにしか起こらない災害であるため,社会としての対応がむずかしい. (中略)
10世紀に中国/朝鮮国境で起こった白頭山の噴火(M7.4)と3600年前にギリシャ・エーゲ海で起こったサントリニ火山の噴火(M6.8)もカルデラ破局噴火と呼んでよいだろう.それぞれ,渤海国滅亡との関係,ミノア文明衰退との関係でしばしば議論される.
地域社会や国,そして文明までも滅ぼしてしまうカルデラ破局噴火がときに起こることを,日本の火山学者はすでに半世紀以上も前に気づいていた.松本唯一は,『九州の四つの巨大カルデラ火山』と題する英文論文を1943年に書き,どのカルデラも火砕流の大規模噴出の結果としてつくられたことを示した(Matumoto,1943)
カルデラ噴火は、普通の噴火とは違うと言うこと、
--->破局をもたらす、
(日本にも カルデラ火山 があるのがたまにキズだが、)
こちらも参考に、
東アジアで10世紀に相次いで起こった二つの大噴火の年月日を以下で論じる.それらは十和田湖と白頭山で起きた噴火である.その後,前者を上回る規模の噴火は日本では起こっていない.後者を上回る規模の噴火も世界で起こっていない.それぞれが,日本と世界の過去2000年間で起きた最大級の噴火である. (中略)
白頭山の10世紀噴火のマグニチュードは 7.4 であり,過去2000年間では,インドネシア・タンボラ火山の1815年噴火(M7.1)をしのいで, 世界最大級 である.
日本列島の上に降り積もった苫小牧火山灰の厚さは5cm以下であるから,北海道・東北北部が受けた被害は軽微なものだったろう.しかし,噴火規模・噴火様式から考えて,当時の白頭山周辺地域が受けた被害は甚大であったと想像される.
10世紀の白頭山の噴火は、
M7.4クラスの地震をもたらし、過去2000年で最大級、
ここまでチェックしてみて、
北朝鮮は、その軍事力で警戒されていたのに、
本当のリスクは、カルデラ火山だったとは 意外、そして、白頭山の話題が出てくるタイミングだが、
例の天安艦沈没と符合すると言うのは考えすぎか、
(参考) 韓国・天安艦沈没事件について
噴火爆発が始まる前に見ておきたい人のために、宿泊案内
長白山周辺には実に様々なホテル・宿所がありますが、日本からの旅行客にとって最も便利でくつろげるお薦めのホテルは、「長白山国際旅遊賓館(長白山国際観光ホテル)」ではないかと思われます。
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