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藤井氏へのインタビューは、なかなか面白い、
師の言葉を信条に研究と火山噴火予知という社会的要請に向かいあう 藤井敏嗣氏 からの抜粋で、
藤井敏嗣(ふじい・としつぐ)
NPO法人環境防災総合政策研究機構理事、
環境・防災研究所所長。
東京大学地震研究所教授、同研究所所長、
東京大学理事・副学長などを経て現職。
2014年4月より、山梨県富士山科学研究所所長を併任。
気象庁火山噴火予知連絡会会長のほか、
日本火山学会会長、
中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門委員会」委員、「三宅島火山活動検討委員会」座長などを歴任、
マグマ学・岩石学の第一人者。著書に『地震・津波と火山の事典』(丸善、2008)、
『岩波講座地球惑星科学4地球の観測』(岩波、1996)
などがある。インタビューを拝見すると、
─ 研究テーマは、どのように決めていくのでしょうか。
藤井氏:「何をやりたいのか、自分で考えろ、自分で見つけろ、自分で決めろ。」それが久野先生の口癖でしたね。
わたしは最初からマグマの研究をやる、と決めていましたが、当初の関心はその成因ではなく、マグマの冷却過程。
マグマは1200度くらいから常温まで冷えて固化していきますが、冷却過程で性質の異なる鉱物がいろいろと生じてくる。 そのプロセスを追いかけたいと考えていました。
久野先生のサジェスチョンで山形県と秋田県の県境に卒論のためのフィールドを求め、フィールドワークの中で、さらにテーマを絞り込んでいったのです。
決して、室内の理論家なんかではなさソー、
現場(火山)を歩き回っている人で、
マグマの生成プロセスに強い興味を持たれている、最後のところで、
─ 藤井先生の研究分野は、地震予知や噴火予知など、社会的要請にも応えていかなければならない分野でもありますね。
藤井氏:理学の研究者は、分からないから研究したい、しなければならないと思っている。
ところが社会からは、すぐに解答を求められる。なかなかそこに到達できず、どうしても社会との間にギャップが生じるんですよ。
とくに地震予知や噴火予知の研究は、ゴールが与えられていて、そこに向かって課題を解決していくための研究なので、通常の理学の研究とはちょっと違うのです。
わたし自身は、10年以上前から富士山の研究も始めました。 富士山のことをきちんと理解して、それをどのように噴火予知に結びつけられるのか、いま一生懸命考えているところです。
研究者たちに、短期間で成果を求めるばかりでは、研究活動をだんだん歪めることになりかねません。
理学者が自分のつよい興味のもと、自由に研究できる場をきちんと残しておかないと、科学の発展は望めないのではないでしょうか。
─ 本日はありがとうございました。
ナルホド、 ナカナカ、いいんじゃないかい、
特に、ココ、
富士山のことをきちんと理解して、
それをどのように噴火予知に結びつけられるのか、
いま一生懸命考えているところです。
参考)
日本の地下はマグマの供給工場??(2014/10/1)続)「藤井敏嗣:富士山の大規模噴火はあるか」(2013/4/2)
「藤井敏嗣:富士山の大規模噴火はあるか」(2013/3/30)
JGL: 「藤井敏嗣:富士山の大規模噴火はあるか」.pdf (2013/2/1)
NHK : 第1回 大地震は火山噴火を誘発する!?巨大地震が誘発する火山噴火。富士山噴火は本当か!? (2012/6/22)
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