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運動会の代休の一日。朝から弟がなにやら青くなっている。学校からかりてきたものが見当たらないのだ。
当然よく探しなさいとか、片付けないから、とかしかられている。・・・・と、普段はそのうちひょこっと見つかって終わるのだが、昨日はどこを探してもない!
あ~あ。せっかくの休みが・・・・・。
すると弟はなんと 、「誰かが捨てた」と言った! 人のせいにしたのである。初めての抵抗か!→母噴火!迫力満点でしかられた。そりゃー、しょうがいないか。
弟はなるほど、成長したなあ、と感心したけど、やっぱり人にせいはよくない。自分が悪いとことから逃げてはいけない。ちゃんと自分でゴメンナサイがいえないとね。 自分がしたことには自分で落とし前をつけなさい 、というわけである。
自分の行動に責任を持たせようと母はがんばっているけど、責任とは?というのがなかなか難しいテーマである。それで、落とし前だって!自分で決着をつけなさい、という意味だろうけど、なんか恐ろしげだ。ひゃー。
自分で先生に言うのがイヤで泣き出した弟は、お母さんが代わりにあやまってあげるのはチビッコだけだ、と聞いてちょっと解ったかも。そして、二度目はない、とも言われていた。 人に迷惑をかけるという実感は相手の気持がわからないと理解できないだろう 。みんなの大切なものを見失って具体的に焦ったわけだ。自分のものをなくするのとはわけが違う。何とか明日学校でちゃんと言える、と励まされて、一件落着。
・・・・かのように見えたら、なんと、 父が黙って違うところにしまっていたのだ! 今日のエネルギーはいったいなんだったのだ~、と母。でも、まあ、弟はものすんごくほっとして喜んだし、人のせいにしない決着という大切なことを学んだし、よかったんじゃないの、と私は思う。
だけどさ、「誰かが捨てた」っていうの、けっこう本当だったわけだ。誤解とは恐ろしいものである。