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おじいちゃんが入院しているときわたしは元気で、おじいちゃんが元気なとき、わたしは入院していた。
二人とも冬は風邪をひかないようにしたし、二人ともヘルパーさんや看護師さんにお世話になって、二人とも家で在宅介護をうけた。
二人とも、障害は重いので、いつでもどこでもぱっと出かけられない。だから、 私達が会うのは記念すべき行事の時だ。
二つよく覚えていることがある。
1つはわたしが退院して家を引っ越したとき、おじいちゃんを招待した。実現するまで大分かかったけれど、家の居間でみんな大集合した。
もうひとつは、去年の春に金婚式のお祝いをした。みんなで色紙を書いて贈り物もできた。わたしはやっと外に出られるころで、車椅子を並べて写真をとった。
おじいちゃんと会うときはわたしの車椅子を反対側にむけて、握手する。 二人ともまひがあるけど、ちゃんと握手する。おじいちゃんの手は大きかった。
気管切開もなかまだ。吸引もなかまだ。デイサービスもなかまになった。
リハビリで書いた字やきれいな花の絵をもらった。わたしもいっしょうけんめい、字の練習をした。 ふたりとも、だんだん字が小さくなって上手になっていった
これからは、わたしの双子の姉と一緒だ。もう一人の孫と初めて会う。