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週末女川で行われた会でみなさんに詩を聞いていただきました。
女川は震災の被害も大きかった町ですが、母が若い時に住んだこともあるゆかりの町です。ちょうど私の今の年齢のころ、美しい海と自然とおいしい食べ物とあったかい人々にうんとお世話になった話をこれまでたくさん聞いてきました。
主催のつばくろ会は女川の特別支援教育を応援する会です。私の詩をみなさんにお届けできてすごくうれしい。私からも母がお世話になってありがとうの気持ちです。
親に若い時があった、ということは知っていながら同時に体験することはもちろんできません。でも、思い出話やそこに流れる時間を共有する瞬間をくれるのは今見る美しい自然です。
変わらぬ自然の中に見えるいのちの時間は、たとえ震災の傷跡を目の当たりにして苦しくつらい日常を強いられたとしても、そこに息づく人々や力強く生きていこうとする人間のよくなりたいという本質を見える形にしてくれます。
障害がある私でも、限られた短い時間かもしれない私でも、いのちの時間を精一杯大切にしてよくなりたいと思って暮らしています。
苦しみや試練の真っただ中では焦点が絞られて、いやでも踏ん張ってそこを見つめるしかないのだけれど、必ずそこに光が見える時がくることを信じる人は踏み出すことができるだろう。
笑い合える仲間の存在や愛はすでに存在しているのだ。
特別支援教育の枠なんか本当はいらない。目の前にいる人が大好きで、その町を好きになりさえすればいいのだ。
女川の人々はすでに力強く生きている。自然の近くで、自然のいのちに触れて、たくましく大地を踏みしめる姿を思ううちに、ふっとい足で立ち上がった自分を想像した。
すごく元気をもらった。
こうしてはいられない。なんだかみんな、きっと大丈夫なような気がする。
いつか本物の女川に会いに行きます。みなさん元気でね!!
今はいっかい
今ここに吹く風に
立ち向かって吹かれよう
車いすの背中を起こして
真正面から吹かれよう
今はいっかい
私もいっかい
(女川の港に立った未来の私)
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