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2014/07/12

『薬剤師は薬を飲まない』 (廣済堂新書)

カテゴリ：話題の本－書評

【楽天ブックスならいつでも送料無料】薬剤師は薬を飲まない [ 宇多川久美子 ]
価格：864円（税込、送料込）

『薬剤師は薬を飲まない』（宇多川久美子著）は，タイトルが示す通りアンチ医療を唱えた著作です。
　著者の宇多川さんの「薬を使わない薬剤師」としての主張が，自身の体験，経験を基に述べられています。

いわく ，
　私たちが自然に生まれてきたものであるのに対し、薬は不自然に作られた合成品だからです。
薬の中には石油から合成して作られるものが多くあります。
元をたどれば、プラスチックと同じものから作られているのです。
小さな子どもが誤ってプラスチックのおもちゃの小さな一片を飲みこんだら、大騒ぎになりますよね。
大騒ぎするのは、プラスチックが人間にとって異物だからです。
一方、薬はどうでしょう。

あるいは ，
　「解熱剤を飲んでいたからじゃないの？」と突っ込みを入れられそうですが、体温を下げるのは解熱剤だけではありません。
服用をした人の体温を下げてしまうのです。体温が下がれば免疫力も低下します。　　　　（Ｐ45,46）

さらに
　厚生労働省は、生活習慣病対策のスローガンとして、「1に運動　2に食事　しっかり禁煙　最後にクスリ」と言っているので、私はお薬を手渡しながら、そのスローガンを患者さんに口頭でお伝えしました。（Ｐ58）

　　・・・・・・・