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風の丘通信 No.497
ちきゅうが くすりと わらったら からだは きょうふで かなしばり ほんのすこし 目ん玉 うごかし つぎに 足を そおっと うごかす だいじょうぶだ ちきゅうは まだ 気づいていない いっぽ また いっぽ あとずさる
2023.05.22
閲覧総数 123
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風の丘通信 No.1186
きぼう という あかり ひとつともり こうかく いちミリあがる みぎだけ あがるもんだから なんとなく ニヒル まあ いいか よめ とおめ かさのうち だし
2025.11.27
閲覧総数 36
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風の丘通信 No.1188
いっしょにあるいた日々は こころのここに のこされている わすれることはない きおく いつかまたと いうこともなく きみは いってしまった
2025.11.29
閲覧総数 40
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風の丘通信 No.390
きみの吹き矢は、百発百中 決してはずすことはない その上、ちいさな心のど真ん中に 命中するのだから もだえて気絶するしかない
2022.12.24
閲覧総数 204
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風の丘通信 No.510
きみが 水底のうたを きくまえに あじさいの花を いちりん にぎりしめ 走ろう いのちの水を たっぷり すった 青をにぎり 走ろう きっと まにあう
2023.06.06
閲覧総数 171
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風の丘通信 No.1187
ナイル でもない インダス でもない 三途 でもない この ラプラタ川を きみと ふたりで わたりたい
2025.11.28
閲覧総数 32
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風の丘通信 No.1190
いっつも なんにもいわずに いってしまう ここでまてと いうことなのか わたしは いっつも おいてきぼり
2025.12.02
閲覧総数 18
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風の丘通信 No.31
最後のひと鳴きを終えたアブラゼミが 地表へ落ちる 5つの目は 再び天を見ることなく 6本の足は 静かに動きをとめる 季節はとまることなく 秋を通り過ぎていく
2021.10.16
閲覧総数 86
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風の丘通信 No.34
そんな料簡の狭い神さんでどうするねん と 説教したら 天界も地界も 炎上するんやろな
2021.10.18
閲覧総数 78
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風の丘通信 No.20
道ばたでみつけたオシロイバナの花びらで 爪を染めてみる 桜貝色の指先は遠き日々へと わたしを誘う さざ波の音を聴きながら白砂の上を歩いている わたし 舵を握り 泳ぐ人びとをかわしながら浜を目指している わたし 太陽の光が指先をいつも色に戻すまで しばし続く白昼夢
2021.10.05
閲覧総数 173
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風の丘通信 No.506
コップ一杯の 水に きみの背すじ のび われの背すじ のび しばし 年波を 忘る
2023.06.01
閲覧総数 82
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風の丘通信 No.1089
きみのこえ ききたくて スイッチ ONにする きみのこえ あふれだし おぼれてしまいそう まあ いいか 真夏の夜 だし
2025.07.25
閲覧総数 152
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風の丘通信 No.1085
夏のなかに いる この 空と この 雲のしたに いると 生きていたいと おもう 権力 もってるわけでも ありあまるお金 もってるわけでも ない ただ この あつい 暑気のなかに ずっと いたいと おもうんだ
2025.07.20
閲覧総数 86
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風の丘通信 No.1100
みずの ほしの においが する 洪水 うれい 枯渇 うれい ながら ながら みずの ほしに 生くるを ほっす
2025.08.09
閲覧総数 21
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風の丘通信 No.1182
空 はれわたり 青に つつまれる なれど きみのこころの青 あまりに とおく 手すら とどかない
2025.11.22
閲覧総数 26
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風の丘通信 No.1099
はげしい雨に たたかれて おもわず 空をみあげたら 雲にかくれた お日さまが にんまり わらっているじゃないか なんだよと にらみかえしたけれど ざんざか ふる雨 こえられず お日さままで とどきそうにもない
2025.08.07
閲覧総数 68
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風の丘通信 No.1184
あったかいはなしに あっためられて なみだながれはじめる あれから わたしは ずっとこおっていたんだ
2025.11.25
閲覧総数 46
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風の丘通信 No.1189
それが 夜をのりこえた人への ごほうびというのなら 両手ひろげてうけとろう あの ながい新月の夜を こえてきたんだから
2025.12.01
閲覧総数 13
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風の丘通信 No.37
now we are landing もうすぐだ この一瞬のために 大地を離れる わたしは帰ってきた
2021.10.20
閲覧総数 74
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風の丘通信 No.499
ニュースを 早回しでみるのは いいけれど えいがも 早回しでみるなんて やっぱり きみは 北極点にいて ぼくは 南極大陸にいる ようだ
2023.05.24
閲覧総数 143
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風の丘通信 No.509
道ばたに ちいさな善意が おちていた はしりよって ひろいあげ だきしめる また ひとつ みつけて はしりよる ひろいあげ ひろいあげ しあわせ道を すすんでく
2023.06.04
閲覧総数 70
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風の丘通信 No.1076
やわらかな にんげんの こえ ノーミソに とどき ハートに とどまる とっくに わすれていた はずなのに にんげんであること も わすれていた はずなのに きみの こえが とどく
2025.07.10
閲覧総数 228
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風の丘通信 No.1147
未来にみる 風景のなかに きみが きみが いて ほ し い
2025.10.08
閲覧総数 181
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