リサ・マリー・ライス
の サスペンス・ロマンス
です。
夜明けを信じて
ヒマラヤ山中 にある ヌハラ王国 に 潜入していた CIA諜報員 が、 恐ろしい変異ウイルスによって死亡 した。その場面は 偵察衛星によって逐一撮影 されており、 その映像は、アメリカの防衛総省や国家安全保障省の面々を 恐怖 に突き落とした 。そして、 CIA国家秘密本部の副長官 ・エドウシン・モンゴメリー が立てた 計画 とは・・・ ヌハラ王国に縁のあるルーシー・メリット博士と、陸軍の山岳部隊所属のマイク・シェーファー大尉が、婚約中のカップルとしてヌハラ王国に潜入すること だった。しかも、 タイミングよく、 ヌハラ王国のパゾウ王女から、最近見つかった古文書の修復依頼がメリット博士に来ていて・・・
CIA諜報員を両親(故人) に持つ 古文書数服の専門家 の ルーシー と、その 護衛で婚約者役 の 陸軍大尉マイク が、 変異ウイルスで病死した諜報員が手に入れたデータを確保し、アメリカをバイオテロから守るべく、軍事化の進む王国に潜入するサスペンス・ロマンス 。 昔、飛行機事故にあった経験 から 飛行恐怖症 になった ルーシー だが、 持ち前の気力と、マイクの心遣いで なんとか 長時間の飛行 に耐え、到着した 馴染みのある王国は・・・彼女の両親が死んだ場所でもあった・・・
とんでもないウィルスのテロを防ごうとするお話 で、 ウイルスに感染した人々が死を迎えるまでの場面は、想像するだけで気分が悪くなるほど恐ろしいもの でした。おまけに それがテロリスト達に利用され、何の罪もない人々が実験台にされたりと、悪意が蔓延 していきます。そして、その 魔手はアメリカ本国にもむけられて・・・。 で、 とんでもない過去を持つルーシーちゃんと、彼女の護衛としてのマイク君がヌハラ王国に乗り込む んだけど、 そこからのミッションは結構安易 に進みます。 唯一ハラハラした のは 王女さまに会いに行くときぐらい でさ。おまけに、 あれほど 周到で醜悪な悪役達が、後半、あまりにあっさりとやられてしまい、ちょっと拍子抜け。せめて最後の瞬間の、驚愕の叫びぐらいは欲しかった気が・・・・
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