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クレーンにつり上げられ、空中で方向転換する寝台特急「北斗星」の客車=5日午前9時45分、北斗市茂辺地
【北斗】昨年8月に引退したJR上野-札幌間の寝台特急「北斗星」で使用されていた客車2両が5日早朝、保存先となる北斗市茂辺地の旧茂辺地中学校グラウンドに到着。新たに敷かれた線路の上に置かれた。
2両は、同市の市民組織「北斗の星に願いをプロジェクト推進委員会」が地域おこしに生かすため、JR北海道から譲り受けた。推進委が依頼した専門業者が3日夜、札幌市東区のJR苗穂工場をトレーラーで出発。夜間限定で国道などを通って安住の地に運び込まれた。
グラウンドや近くの沿道では、関係者や住民ら約50人が5日午前5時すぎから、車両の到着の様子を見守った。その後、業者が車輪部分の台車をクレーンで降ろし、青地に金帯の客車を慎重に重ね合わせた。
車両内部は8月7日から一般公開される予定。(地方紙より)
雪をかき分けてタンクから運び出される日本酒入りの斗瓶
地中に埋設したタンクに雪と氷を敷き詰めて4カ月余り熟成させた日本酒の掘り出し作業が4日、旭川市の高砂酒造(宮下通17)で行われた。熟成が進んで出来も良いといい、22日から全国販売する。
同社が1999年から行っている独自の製法。2月26日から同社敷地内の屋外タンク1基に酒18リットルが入った「斗瓶」を60本貯蔵。室内は氷点下2度前後に保たれ、酒は凍らず熟成が進み、華やかな香りとまろやかな口当たりになるという。
作業は午前11時に始まり、蔵人たちがスコップでタンクから雪をかき出し、斗瓶を運び出した。酒は市内永山地区産の酒造好適米(酒米)の「吟風」を使用。試飲した製造部長兼杜氏(とうじ)の森本良久さん(47)は「例年に比べて熟成が進み、口当たりは角が取れ、香りもフレッシュ」と話した。
掘り出した日本酒は1200本限定の「純米大吟醸原酒 国士無双 氷雪囲い熟成」(720ミリリットル、税抜き5千円)として全国販売する。タンク内で別に貯蔵していた吟醸酒(同、同3200円)は200本限定で同社直営店で近く販売する
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