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7月14日 大好きなおばちゃんが亡くなりました。
20歳で私が一人暮らしをするまでずっと一緒に暮らしていた父方のおばあちゃん。
森 光子さんと同い年で「あの人はでんぐり返しできはんねん」と
勝手にライバル視していたおばあちゃん。夜の八時八分 88歳でした。
六年前、み~を出産し実家に帰省していたある朝、いつも早くに起きるおばあちゃんが起きてこない。 部屋を見に行くとベッドから落ちて骨折などしているわけでもないのに起き上がれない状態でした。
その日から徐々に衰えていったおばあちゃん。結局パーキンソン病とのことでした。
朗らかで、チャレンジ精神旺盛、体操に水彩画、カラオケの習い事、地域の活動に忙しかったおばあちゃん。
母と小さい頃から気が合わなかった私の話をたくさん聞いてくれ、色んな話を聞かせてくれたおばあちゃん。
最近は毎日デイサービスに通い、毎月1週間ショートステイにお世話になる日々でした。
だんだん様子は変わっていったけど大切な人でした。
7月10日、数日前から調子が悪かったらしくショートステイ先から入院した時にはかなり悪い状態 父や母も動揺していました。
我が家にも「生きているうちに会いたかったら今日のうちに」と連絡がきて夜、みんなで病院に向かいました。
痩せて、もう肩で息をして意識も朦朧としている姿に戸惑いましたが 子供たちを怖がらせないよう今の状態を説明しながら呼びかけたり てっちゃんと、い~ちゃんの幼稚園での合唱のビデオを枕元で流しました。 夏休みに見せる予定やったからね。
子供たちも「しんどいん?がんばれ~」って手を握ったり 枕元に書いてきたお見舞いの手紙を入れたりしていました。
わたし達の思いが伝わったのか、あまりにうるさかったのか… 握っても反応のなかった手が時々動き、少し握り返す反応をみせてくれました。 夜も遅いので心配しつつ実家に泊まりに行き、次の日も朝からにぎやかに見舞いに行くと 目を開けたり、「ジャンケン」の声に反応しグーを出したり…そう見えただけかな??
でも、前日来た時とは明らかに様子は違いました。 次の日、私の叔母、おばあちゃんの娘が来た時には目を開け涙を流したそうです。
それから二日後の夜…
家に戻っていた母が、すぐ戻るよう病院から連絡があったとタクシーの中から電話がありました。
その数分後、あばあちゃんが逝ってしまったと連絡がありました。
その夜、一人で病院に向かい、お化粧してもらったおばあちゃんに対面しました。 ほんまにキレイで涙も出ませんでした。
人はいつか衰えて死んでしまう それを身をもって教えてくれました。
おばあちゃん大好き
88年間お疲れ様でした
てっちゃん Apr 1, 2010
てっちゃん クッキーをもらう Mar 10, 2010 コメント(3)
この夏のこと ☆区民プール☆ Sep 14, 2009