~弾丸ツーリングREPORT~

~弾丸ツーリングREPORT~

2022年04月02日
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カテゴリ: TEAMツーリング
​現在、令和4年4月2日土曜日の午前5時14分であります。



さて、早起きして準備開始です。



GIOSプルミーノ号をデリカに積んで、西に向かって
出発です。



ここは何処だ 午前7時に尾道到着。



プルミーノ号を下ろして、周辺の駐車場の
空状況をFB投稿して・・・。



集合場所の尾道渡船の土堂乗り場に、7時25分着。
びっくり

後ろの山は、尾道の名所で、桜百選にも選ばれている
「千光寺」。本日桜が、満開です。



でも、前泊組が到着しませんしょんぼり
昨日、福山で羽を伸ばしすぎたか
って悪口言ってたら10分遅れでやってきたわウィンク



7時45分、尾道渡船に乗り込み、アラフィフおやじ達の
70㎞に及ぶ​
「しまなみ海道縦断サイクリング」
​がスタートです

ちなみにこの尾道渡船、片道大人100円+自転車10円の
合計110円。時刻表はなく、営業時間内は5~10分間隔で




さらば、本土。
70㎞先の愛媛県今治を目指します。

向島上陸



向島の海沿いの快走路を軽快に流します。

だどれば、今治まで誘導してくれるようになっています。

この因島大橋を渡れば2つ目の島の因島へ渡れます。
ただし、あの高さまで登らないと橋は渡れないのね。

結構上るなあ



ヒーヒー言いながら登ってきました。
後、橋って何橋あるの
毎回橋ごとに、こうなの



因島大橋は、道路の下を走る構造になってます。
サイクリングロードは、原付も走れます。
歩行者も歩行者ゾーンが用意されています。



橋の中を進むようになっています。
自転車、原付は対面通行で外側に歩道が用意されています。



美しいトラスの中を進むのが萌えます

因島上陸



因島水軍城の看板が目に入ります。
ルートからほんの少し外れるんだけど、そんなに
遠回りでもない。いってみるかウィンク



ちょっと寄ってみたら・・・。
これがスゲー登り号泣
駐輪場まで登ってきたけど、お城が、
さらに高いのよ

この後に「脚」を残しておきたくて、
水軍城は断念しました。



桜は満開なんですが・・・。



コースへ戻って、生口島橋まで来ました。
3つ目の島に渡ります。



平均3.0%の登りを、1.2㎞登ってきました。



生口島橋です。
ここからは橋の上の車道面と同じところを走っていきます。



まだ、アラフィフ達は元気ですね。
行程の約1/3消化。



風が気持ちいい。
生口島上陸



生口島に渡って、推奨コースは島の南側のコースみたい
なんですけど、我々は、島の北側を行きます。

なぜかって



手作りジェラートを食べるためだよ



痛い自動販売機を発見。



トリプルを注文。トリプルのコーンがなかったため、
やむなくカップをチョイス
旨い!いい休憩と糖分補給となりました。



次は多々羅大橋ですね。
この多々羅大橋は、その昔、職場の慰安旅行で
来た時に、自転車で渡った事があります。



あの多々羅大を渡ると、愛媛県に突入ですし、
行程の半分を消化したことになります。

70㎞なんか余裕じゃねえのか
って思い始めたおやじ達。



橋の下のみどり色の道路が、下の道路からウネウネ
登ってくる、自転車用の橋へのアクセスする道です。



現在、行程の半分を消化して、いよいよ県境を
渡ることがわかります。



行程半分消化!
愛媛県に入りました。

大三島へ上陸です



大三島側の橋を降りたところには、多々羅総合公園が
あって、展望台があります。
桜のシーズンは満開の桜と相まって
多々羅大橋がきれいなんです。



多々羅大橋の大三島側の橋から降りた場所が
道の駅「多々羅しまなみ公園」になっています。
この道には、サイクリストの聖地記念碑があります。
上に乗った大きな石はサドルをイメージしてる
んですって。



道の駅もキレイに整備されていますし、
ここでレンタサイクルを借りることもできます。



ここでお昼ににしましょう。
ここはマハタが売りらしいのですが、
結構いいお値段がしますねびっくり

道中まだ長いので、生魚はやめとこうと思ったのと、
エネルギー源の炭水化物が欲しかったので、
今治のソウルフードの焼豚卵飯にしました。
今日は今治箔ですけど、明日の朝の出発は朝イチ出発だから
食べられないんだろうし・・・。



この、焼豚卵飯の発祥は、今は閉店した、今治の
「五番閣」という、老舗の中華料理屋さんの賄メニュー
だったらしく、その店で修業して、味を受け継いだ方が
「重松飯店」、「白楽天」というお店を開いて、
広めたのが現在の形とのことです。



お腹も満たされましたし、先を急ぎましょう。
大三島は島の東南部をかすめるだけなんで、
あっという間の通過です。

目の前に見える大三島橋を渡れば、伯方島です。



伯方島って「伯方の塩」のイメージなんですが、
伯方塩業さんの工場は、大三島にあるんですよね。

サイクリングロードからは、ちょっと離れており、
工場見学には寄れないんですよね。



伯方島も、サイクリングロードは、
島の西部をかすめるだけ。大三島よりも距離が少ない。



伯方・大島大橋を渡って大島へ。
平地部分が少ないと、凄い進捗が進んだ気がしますね。



ここは、海道の間に小さな見近島を挟んでいて、
そこで橋の形式が変わって、二橋が合わさった形に
なっています。
案内板の縦断図が不気味ですね。
これからの後半戦の、アップダウンが半端ない



いよいよ、最終難関の大島突入です。
大島は島を縦断する形になるんですが、北、中央、南回りの
どこのルートを抜けても、山越えをしないといけない
ルート設定となっています。



大島突入です。
村上海賊の看板に目が行きますが、その先の海が、
目で見てもわかる海流の複雑さがが驚きでした。



この伯方島と大島の間の海峡には、海峡を塞ぐ形で
鵜島があり、そのすぐ横に能島、鯛崎島がさらに海峡を
塞ぐ形で海流をより複雑にしています。

この複雑な海流がゆえに村上水軍の根拠地となっていて、
能島は本丸跡などが残る国指定史跡となっています。 

鵜島(周囲/4.8km、面積/76ha) 
能島(周囲/0.8km、面積/1.5ha) 
鯛崎島(周囲/0.29km、面積/0.27ha)




中世、村上水軍の一派、能島水軍(野島氏)が
水軍城を設けていました。
この付近の海域は帆船時代、瀬戸内海航路の
最も重要な航路の一つでした。
この能島と鵜島とが流れをさえぎるような
位置関係であることから、干満時には激しい
潮流を生み、渦巻く急流は天然の要害ともなりました。
このため、平時には通過する船に対して水先案内人
として行きかう船を案内し、帆別銭(一種の通行料)を
徴収し、室町期以降この地に能島城を築き、
この海域の制海権を掌握していました。

能島城には本丸、二の丸、三の丸、出丸などがあり、
中世の水軍城としても規模が大きいものでした。
能島には水が得られないことから、近傍の
鵜島や木浦から補給していたとされています。



こっちの小さいのが鯛崎島、すごい複雑な海流の流れびっくり
至る所で渦巻いてます。

戦国末期、村上氏は豊臣秀吉との戦いに参戦したが敗北を
喫し、1588年(天正16年)、秀吉の海賊停止令により、
水軍の歴史は終わりを告げました。



大島山越えアタックの前に、ちょっとブレイクタイム
です。ちょと一息いれて、気合を入れなおしましょう。
って、ゆっくりしてたら根が生えて動けなく
なっちゃいそう。



っていうか、この後のダラダラ、ず~~~うっと続く上りが、
一番きつかったわ
ここからの10Km地獄やったね。
暑さと、疲れと、連続上りの三重苦だったわ。



大島抜けました。大島の西端の道の駅「よしうみいきいき館」
まで来ました。いよいよ残すは、ラスボスの来島第1大橋
~第3大橋の三連続吊り橋のみとなりました。
ラスボスと言われる所以は、この橋の高さ
あの高さまで登るのは大変よ号泣



ウネウネ登って、最後は巨大ループで距離を稼いで
高さを消化していきます。



ループを回ったら橋本体へアクセスです。
橋にたどり着いたと思ったら・・・。



下から見たら水平だと思ってたんですけど、
橋自体のキャンバーが結構きつい。
よーく見ると、主塔を中心に上に反ってる



吊り橋の中心まで来たら、今度は若干の下り。
これを吊り橋の数だけ繰り返します。



第3大橋まできました。ここからはずっと下るだけ。
ラスボス制覇です

俺たちの勝ちじゃ



サンライズ糸山サイクルセンターまで来ました。
ここは今治側の出発点になります。
吊り橋が微妙に反ってるのがわかるかな。
これが、ホント曲者でした。



冒険終了です。無事70㎞走り切りました。
トラブルもなく、快調なアタックでした
途中の休憩を含めても約9時間で70㎞走破です。
上出来でしょう。

でも…。ここからホテルまでの約5㎞が遠かった



無事ホテル着。
我々は旧館に宿泊だったんですが、
新館の中にある自転車ブースに
自転車を入れてもらって、徒歩でホテルへ。




晩御飯は、これまた今治の夜のソールフード
「今治焼き鶏」 ​を食べに行きましょう。



今治焼き鳥「四天王」の一つ「五味鳥」さんへ



まずはビールで乾杯
このために70㎞頑張ってきましたもんね。




無事完走できました。みんなありがとさん



「ネギ入りの焼き鳥」や「せんざんき(唐揚げのこと)」
等の鶏料理をおいしくいただきます。



仕上げはガリガリ君酎ハイ。
これ、後で結構来ますよ。



​2次会は屋台風のお店で締めのラーメンです。
ぐっすり寝て、明日に備えましょう。

明日は帰路です。





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最終更新日  2022年05月01日 18時22分46秒


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