'24 4月のちょいトレは、最近パワースポットとして
人気のある倉敷市水島の木華佐久耶比咩神社
(コノハナサクヤヒメジンジャ)に行ってきました。
木華佐久耶比咩神社は本国総社神名帳に神階従4位
下木華佐久耶比め明神と記載され、
備前国式外128社の内の一つです。
また中世から明治に至るまで福南山明現宮と称され、
熊野五流一山の修験道場として栄え、
近世においては備前池田藩累代の御祈願所として
崇敬されてきました。
戦前戦中の崇敬者は、県南全般に及び福南山の神社として
広く知れ渡たっていましたが、戦後昭和23年不審火により
社殿を焼失し、現在山頂には奥宮として、石祠を残すのみと
なりました。
奥宮のある山頂の展望台からは、瀬戸内海を一望することが
できます。
ここは境内で最も強い パワースポット
とも言われています。
徒歩で30分ほどって書いてあったから軽い登山かな。
下の鳥居の横には、杖がたくさん置いてありました。
杖がいるということは・・・。
この軽い登山が、軽くないの・・・。
ずっと登っていて、全く平坦なところがない![]()

途中で鳥居出現。
こんな大きい材料、よくここまで持ってきたなあ。
ここで到着じゃあありません。
ここから、再び登って行きます。
これがパワースポットの入口天然の鳥居
不思議な形の木が迎えてくれます。
山頂の奥宮に到着。
振り返ると、眼下に瀬戸内海と瀬戸大橋が広がります。
確かに石祠を残すのみなんですが、
歴史とパワーを感じる、凄い不思議な感じ。
奥宮をぐるっと回って、さて下山です。
今度はずっと下ってるんですが、ガレ場が滑るのよ。
無事下山。
木華佐久耶比め命は、大山祇命の御子であり、
天照大神の御孫、瓊々杵命の御妃となられ、
桜の花の如く心身ともに麗しく日本国最古の国母の女神です。
木華佐久耶比め命(コノハナノサクヤヒメ)はとても
美しく、天照大御神 (アマテラスオオミカミ) の孫である、
邇邇芸命 (ニニギノミコト) に求婚されます。
邇邇芸命(ニニギノミコト)と結婚した
木華佐久耶比め命(コノハナサクヤヒメ)は、
一夜で身ごもりますが、邇邇芸命(ニニギノミコト)は
それを自分の子ではないのではないかと疑います。
その疑いを晴らすため、
木華佐久耶比め命(コノハナサクヤヒ)は、
本当に邇邇芸命(ニニギノミコト)の子であれば
何があっても、無事に産めると産屋に火を放ち、
火の中で火照命/火明命 (ホデリノミコト)・
火須勢理命 (ホスセリノミコト)・
火遠理命 (ホオリノミコト)という三柱の子を
無事出産します。
※日本書紀や古事記の中でも、この親子関係には
諸説ありますね。
だから、この木華佐久耶比咩神社では「美の増進」や
「安産」、「災難除け」や「縁結び」といった御神徳が
あるんですよ。
本殿は出入り自由で、お守りや御朱印が置いてあります。
お代は賽銭箱に奉納するようになっています。
ちょっとお昼時間で、どこのお店もいっぱいだったんで
阪本鶏卵の工場直売所で卵サンドと卵シャーベットで
ちょっぴり腹ごなし。
奥さんのリクエストが「洋食」だったんで、
水島と言ったらココ。
ピンクのお城が目印の「ニューリンデン」
昼に寄ったら、駐車場に入れなかったから、
時間ずらしてきたんだけど、まだ駐車場は一杯。
やっと駐車場に入って、外で30分ほど待って・・・。
オーダーストップが14時なんだけど、
なんとか13:55に入店。
中は無国籍とレトロ感が同居する、
古き良き喫茶店でした。
奥さんはレディスランチ(1,100円)
私はリンデンCランチ(1,450時)をオーダー。
ボリューム満点。お腹いっぱい![]()

食後の運動がてら通仙園へ
ここは、瀬戸内海国立公園内でつつじの名所なんです。
毎年、自生の約3,000本のコバノミツバツツジが
咲き誇ります。
遊歩道も完備されていて、
瀬戸内海の多島美と水島の工場群という、
自然と人工的な景観の両方が楽しめます。
工業地帯の景色は、ここ通仙園と、鷲羽山スカイラインの
水島展望台がメジャーで、工場夜景ハンターが集まります。
ぐるっと児島の下津井まで出て
鷲羽山スカイランを
北上して、夜景スポットの水島展望台まで戻ってきました。
子供も夕方には帰ってくるし、晩御飯の支度もあるから
水島ICから高速で帰還します。
先日、奥さんが偶然見つけてきた木華佐久耶比咩神社に
ある奥宮に行ってみたいということで、
参拝に付き合ってきました。
全然簡単なハイキングじゃないじゃん![]()