隊長さんの山ある記

隊長さんの山ある記

May 16, 2026
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カテゴリ: 登山・ハイキング
富士山の中腹1500m付近に自生して咲くヤマシャクヤク(ボタン科) 2026.5.16現在

とてもきれいな花ですが、最近の気候変動や森林伐採、心無い盗掘の憂き目にあって数へ減らし、すでに絶滅、または絶滅寸前といった地域もあるようですが、環境省のレッドリストによれば、静岡県では、準絶滅危惧種(NT)として指定、大事に見守っていきたいものです。




ボクが初めて、ヤマシャクヤクを見たのは、今から数十年前のこと。山梨県の鶴ケ鳥谷山(つるがとやさん)の山中で見たたった一株だった。その花の美しさは、当時、山仲間から聞いてはいたものの、自分の目で見たことがなかったので、その時は、大いに感動したものだった。それから、幾星霜を経て、出会ったのが富士山の中腹に群生するヤマシャクヤクだった~以後、毎年のように、ほぼ花期には出かけてきた。

去年は、サラの具合があまり良くなったため、見に行けなかった。今日は朝から願ってもない五月晴れだ。年によって多少、花期が異なるが、今年は、どの花も開花が早いので、たぶん見頃だろうと見当をつけて出かけることにした。今日も、妻が一緒だ。

富士宮市内から県道180号(富士山スカイライン)を進むにつれ気分は高揚するウィンク

水ケ塚公園の駐車場から見上げる残雪期の富士山、雪はめっきり減ったものの、宝永第一火口がパックリと口を開け、少し右に突き出た火山岩むき出しの赤茶けた宝永山、いつ見ても迫力ある光景である




その後、5~6台しか止められない別の小さな駐車場に移動、駐車できるか心配したが無用だった。


付近には、早くも林縁や林内に多くのハコネシロガネソウ(キンポウゲ科)が咲き誇っていた





ハコネシロガネソウ 

高さ10cmほどの小さな花で、5枚の白い花弁(かべん・はなびら)のように見えるのは、萼片であって、黄色く見える5個の蜜腺状のものが花弁なのです。真ん中の薄緑が雌しべで、その周りを囲むように白く見えるのが雄しべ。この色と香りで昆虫を引き寄せ受粉を助けるわけです。シンプルであまり目立たないが、好きな花です





気持ちの良い小径が続きます







樹間にトウゴクミツバツツジ(ツツジ科)の濃い紫色の花が遠くからでも良く目立ちます




近づいて、そっと中を覗いてみると
これも雄しべが10本、(ミツバツツジは5本)、トウゴクミツバツツジでした





山中を歩いていると良く見かけるボクの好きな光景

コケ類には、弱いので、名を図書館で調べてみると、
「ツチノウエノタマゴケ」の中に立つ「キヘチマゴケ」と認識しましたが、間違っていたらスミマセン
正しい名をご存じのかた、いらしたら教えてくださると嬉しいですスマイル






細身で華奢な花なので、風に揺られると、うまくピントが合わなくて苦労しますウィンク





さてさて、群生地に到着、お出迎えです
この地のヤマシャクヤクは、まだ蕾状態のものがほとんどでしたが、、








群生地を回遊しているうちに、開花寸前のものも見られるようになりました







これなどは、ほぼ開花といってもいいかな





たいていは、まだ蕾でしたが、





緑色の萼片が3枚。まだしっかりと花弁を包んでます~














一本の茎に一つ。上向きに大きな花を咲かせるヤマシャクヤク
花弁は、白色で5~7枚。雌しべは真ん中に3個、周りを先端に黄色の葯(花粉の入った袋)を付けた雄しべがいっぱい囲んでいます




これなどは満開をやや過ぎたかなあと2~3日もすれば白い花弁がハラリと落ちてしまいますしょんぼり
ヤマシャクヤクは本当に短命なのでタイミングよく見ることの難しい花といえましょう。





<参考>
華麗に咲いたヤマシャクヤクも花後の9月頃になると、こんなに特異な形と鮮烈な赤と黒の実に変身するのです。これらの花からは想像がつきませんねびっくり
黒いのが実(種)なんです。  2023.9.3撮影






シロバナノヘビイチゴ(バラ科)
ヘビと云う名に似合わず花は美しく、赤く熟した実は甘くておいしい







近くに、
ヤマハンノキ(カバノキ科)の実がいっぱい落ちていましたウィンク





今日の目的は、もうひとつウィンク
サラの遺骨を埋めてあげることだった天国へ旅立って早くも半年経ってしまったが、一緒になんども来たこの地で安らいでほしいと思う。嬉しそうに飛び跳ねていたあのシーンが目に浮かぶ、、 この広々した大地から夜空にさんざめくキラキラ星になっておくれ星星星





ワチガイソウ(ナデシコ科)
林床に単独でひっそりと咲いています手書きハート





メギ(メギ科)
うっかり、見過ごしてしまいそうな小さな花だが、黄色に垂れ下がって咲くさまは美しい
小枝に、鋭いトゲが多くあるので、小鳥もとまれないという意味から別の名を、コトリトマラズとも云われる。メギという名の由来は、木を煎じて洗眼に使うと良いというところからきたようだウィンク





充分、初夏の花々を楽しませてもらい、大満足
帰り際に山宮の「富士山やさいセンター」で少々まとまった買い物をして帰路についた





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Last updated  May 18, 2026 07:33:00 PM
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Re:富士山のヤマシャクヤクをたっぷり観賞~  2026.5.16(05/16)  
T、MlMl さん
もうシャクヤクが咲く季節になったのですね。以前教えて頂いた駐車場は良い場所です。私は18日に下十枚のシロヤシオを見に登りましたが、少し早かったです。 (May 20, 2026 04:50:25 PM)

Re[1]:富士山のヤマシャクヤクをたっぷり観賞~  2026.5.16(05/16)  
T、MlMlさんへ
こんにちわ。コメントありがとうございます。下十枚山のシロヤシオは少し早かったですか。最近の気候は異常なので、うまく花期に巡り合うことが難しいでしね。年々、体力の衰えを実感しているなかで、今年、はたして行けるかどうか?

くま娘さんは、その後、お元気でお過ごしでしょうか?ブログの投稿もないのでどうされているのか、野暮な心配をしています。家庭菜園を楽しまれているお話は以前に聞きました。もしも、会う機会があったらよろしくお伝えください。 (May 21, 2026 06:53:55 AM)

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