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娘の大学進学に関しては以前にも日記に書きました。だんだん、佳境に入りつつあります。 娘は高校4年生。(日本の高校3年生)今年高校を卒業して、大学へ進学することに「なっている」。「なっている」というのは、「そうさせて上げたい」という意味でもあるし、「そうできたら」という意味でもある。日本と違って、入試はないので、高校の成績と、全国一斉に行われるSATとACTという二つのテストの成績を添付して、進学したい大学へ提出する。 大学によっては、論文の提出とか面接がある。一応、娘は7つの大学(!!)に、入学願書を送った。 そのうちの二つは「入学許可」をいただき、一つは「補欠」。 7つの大学のうち、三校は私立で、四校が州立。 上記の結果が出たのは、すべて州立の学校。あと残りの四校のうち、なので、三校が私立、一校が州立である。 で、娘の行きたい大学は、この残りの三校の私立のうちの二つ。 つまり・・・・・私立だ。 ここが問題。 アメリカの大学は、授業料がバカ高い。 娘が一番行きたがっている大学は、年間500万円!! 州立でも、州外となると400万円を超す!私のサラリーマンとしての税引き後の収入を全部払っても足りない(泣) おまけに、息子も留年し、まだまだ大学を卒業してくれそうもないので、当面、あと三年ぐらいは大学生が二人!つまり、はじめに 「そうさせて上げたい」 とか 「そうできたら」 と書いたのは、何も子供自身の成績やテストの出来・不出来ではない。 そう、親が「そのお金をだせるのか?」である。まあ、当然「出せない」んですが(笑) そこで、勢い、返却不要の奨学金やら、無利子の奨学金、あるいは、利子なしの学資ローンや有利子の学資ローンなど、とにかく金策に走らなければならない。誰が? もちろん、親が・・・・。 子供にまかせては置けないし、ローンなどは借りられない。 先日、日本に行って、確定申告を大特急でやったのも、その一貫。 アメリカの確定申告を済ませないと、こういった奨学金やローンの申し込みができない。 そしてアメリカの確定申告をするためには、日本の確定申告が終了していないと出来無い、と、まあこういう具合に、 「娘が大学へ入る」 ⇒ 「資金を確保する必要がある」 ⇒ 「奨学金・ローンを申し込む必要がある」 ⇒ アメリカの確定申告を終了する必要がある」 ⇒ 「日本の確定申告を終了する必要がある」 という順番をきちんとこなさないといけない。 もちろん、親が・・・・子供はテストを受けるだけ。親は金策に走りまわる・・・。 なにか親の方が大変な気もしないではない。 それに・・・・・・・・・・・これらのプログラム、いろいろなWebサイトに、膨大な情報が書かれていて、それを読むだけでも一苦労。もちろん、英語だし・・・・・・・・、 数十ページのサイトを読むと、次々に「リンク」が現れる。 つまり、これについては「ここを参照」、あれについては「こちらを参照」、という奴。 先ほども、何ページが読んでいたのですが、もう疲れました(笑)期限は、明日まで!! 大変だあ~。
2012.02.29
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最近、元気のない日本で、今日の2つのニュースも、残念なものだった。その2つとは、1.エルピーダメモリー 会社更生法申請2.原発事故調査委報告 ー 政府首脳の無用な介入が混乱を招く 1.のニュースは、以前から取りざたされていた日本の半導体メーカーの苦境をあらためて印象付けたものだし、2.のニュースは、政府の危機対応、ということで、これまた以前から言われていた日本の弱点に関するもの。 この2つに共通するもの、それはリーダーシップということかな、と思う。実業界と政界と、分野は違えども、どちらも強いリーダーシップが、大きな流れを作る、という意味では共通しているし、逆にリーダーシップの欠如が、大きな困難を引き起こす、ということでも共通している。 ただ、エルピーダに関してのニュースの論調を見ると「遅すぎた対応」とか、つまりは苦境にはまってからの打つ手が遅すぎた、あるいは手詰まりになった、という論調が目立つが、果たしてそれが主原因だろうか、と考えざるを得ない。 その論調は、いつも、「韓国勢」つまり、サムソンやLGなどとの競合が語られるが、その一方でアメリカの半導体メーカーもまだまだ頑張っていることを忘れてはいないか? 一昔前だったら、日本メーカの台頭とアメリカのメーカーの衰退、という図式だったものが、いつからか、アメリカはインテルを初め、生き残りをかけた戦略を打ち出し得たのに対し、日本はいつまで経っても韓国勢などとの価格競争にはまり込み、そこから抜け出せないままに終わってしまった。 もう昔とは違って、賃金水準の違いなどは、なんの理由にもならない。日本企業の賃金水準がアメリカの半導体メーカーの賃金水準よりも割高だ、とは言えないからだ。 ではなぜ日本のメーカーが苦境にハマったのか?と考えると、そこには、上記の2つに共通して見える「リーダーシップ」の欠如というのが浮かび上がってくる。 いや、もっと言えば、日本企業の良さでもあり弱点でもある「全員経営」的な構造がもたらす、意思決定の遅さ。 誰も責任をとらずに、結論を先送りにする体質。 一方の、原発事故における菅首相らの行動は、率先して陣頭指揮に立つのはいいのだが、その介入の仕方が「リーダーシップ」的な介入ではなく、それこそ素人の余計なお世話的な介入だった点にあり、これはリーダーシップの欠如というよりは、リーダーシップの内容そのもののおそまつさだろうか。 今、世界の企業を相手に仕事をしているが、日本企業の決断の遅さは群を抜いている。他の国の企業なら、一週間や二週間で結論が出るような案件でも、日本の企業だと一ヶ月や二ヶ月ならまだしも、数カ月経ってもまだ結論が出ない、ということもザラ。 同じような賃金体系で働いていても、同じ事をするのに10倍も20倍も時間がかかる、ということは、それぞれの仕事における単価がそれだけ高い、言い換えれば労働生産性が低い、ということでもあるし、そんなことをしていて、この動きの早い現代の先端技術産業で生き残れるわけがない。 そんな懸念をだいぶ以前から抱いていたのだが、それがこの2012年3月切り決算において、多くの企業が軒並み不調、低調にハマっていることを見るにつけ、ますます強くなっている今日この頃。
2012.02.28
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まあ、変なタイトルですが・・・・子供を持つ親としては、ぜひとも考えなければならないことでしょう。ともすると、「教育」と名がつくと、「勉強」は「学校」、音楽やピアノは「ピアノの先生」、受験対策は「塾」・・・子供に「教える」ということに関して、親の義務を放棄してはいませんか、って。 いえ、自分にも言っているのです。 学校で教えてくれること・・・・、そんなのは、生きていく上で必要な知恵のホンの一部です。「教えてくれないこと」と言ったら、それこそ、山のようにある、という現実を考えないといけない。 人への思いやり、礼儀、誠実さの大切さ、試練に会った時の対処の仕方、お金の使い方、友人との付き合い方、社会生活を営む上で、学校や塾、ましてや「ピアノの先生」に教えてもらえないことなんて、数えきれないほどあります。 というより、学校で習うのは主に「知識」であって、それ以外はすべて別の場で学ばなければならない。もちろん、「学校」という「社会」の中で生活してゆく中で自然に身につくものもあるでしょう。 でも、そうでないものも多くあります。 昔は、これらを親が子供に教えていたんでしょうけれど、こと「教える」ということに関して、なまじ「学校」や「塾」などがあるがために、本来親が子供に教えるべきことまで、そういった「外部」に押し付ける、もしくは「期待」してはいないか・・・ で、実際に、学校で習った「知識」が、生活の中で役に立つ、ということはあまりない。特に中学以上で習う、数学、物理・化学などの自然科学、地理・歴史などの社会科、オトナになって、その内容を覚えている人がどれだけ居るでしょうか。 覚えていなくとも、社会生活を営む上で大した問題にはならない。 一方、人との付き合い方やお金との付き合い方を知らずに苦労し、問題を起こして取り返しがつかなくなっている人は掃いて捨てるほどいる・・・ なにか変だとおもいませんか?こういうことを教えるのは、本来は親の役目なんでしょうけれど。 残念ながら、親にも教えるだけの経験がない場合もあれば、「正解」をしっているわけでもない。 なにせ、当のオトナたちが日々それらの問題で悪戦苦闘しているわけですから。 でも、経験の中で、「最低限これは・・・」というのはあるハズ。 もしかしたら間違っているかもしれませんが、少なくとも、自分にとってはそれが「真実だった」というような経験。 それを子供に与えるのは、やはり親の義務でしょう。 それを子供がどう受け止め、どう自分の生き方のなかで生かしてゆくか、それは子供自身の問題。 けして強制はしてはいけないし、出来るものでもない。 ヘタをすると反発を生むだけ。
2012.02.27
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何を今更!なタイトルですが(笑) 最近、ブログを始めた頃そうであったように、あちこちのブログを訪問しています。 この楽天ブログだけではなく、「音楽」ブログとして始めた、アメーバブログも含めて、今まであまり興味はあっても、ブログ、という形では接点がなかった方面のものも含めて、いろいろ見て回っています。 いやあ、世界は広い! これ実感です。物理的な世界、という意味ではもちろんなく、あらゆる人が、いろいろな分野で、様々な事柄に関して書いているのを読むと、いかに今まで自分が「狭い世界」にいたか、がよくわかります。 これはちょうど、早期退職した直後、ブログってなんだ?と、2004年のこの楽天ブログを立ち上げた頃に似ています。 その頃からすると、自分の生活、考え方、感じ方、すべてが相当変わってきています。今、徘徊しているブログたちも、そのころには見向きもしなかったジャンルのものも多くあります。 しかし、こういったネットの世界、良きにつけ悪しきにつけ、要は使い方次第ですね。 少なくとも、自分の生活には、本当にプラスに作用している部分が多いので、感謝することが多いのですが、唯一、PCに向かう時間が増えすぎる、というのが欠点といえば欠点でしょうか(笑) さて、今も拡大し続ける「広い世界」・・・・・・どこまで拡大するのか、そしてそこに何があるのか・・・・楽しみではあります。
2012.02.19
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今までずっとウィンドウズのPCでは、付属されているMS IMEを日本語入力として使ってきた。 しかし、最近、なぜか「おもう」と書いて「思う」に変換できなかったり(候補にさえ出てこない!)、「いう」と書いて「言う」という漢字が出てこない、とか、どうも様子がおかしくなり、なんとかならないか考えていました。 加えて、このMS IME、どう考えても「バカ」です(笑)例えば、自分の名前、何度入力しても、その候補一覧の中では下の方に出てくる・・・最近のローマ字入力だったら、よく使う言葉は、その頻度に従って、候補の優先順位も変わる、いわゆる「AI」機能が充実しているのですが、このMS IMEはほとんどないに等しい。 というか、あるのかも知れませんが、私が知らないだけかも知れません。 ということで、今日、「日本語入力」で検索したら「Google日本語入力」というのがあって、ちょっと見たら良さ気なんで、即座にインストールしてみました。 この日記も、このGoogleの日本語入力で書いています。 今のところ、非常にサクサクと入力できて、今までの入力と比べると倍くらい早い感じです。 さて、このままなんの問題もなければいいのですが・・・・・・
2012.02.17
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日本の確定申告のことを、アメリカではTax Returnと言います。 まあ、給与所得者も含めて、アメリカでは全員が確定申告をする必要があるのですが、多くの場合、給与から天引きされているTAXが、この申告によって、その一部が戻ってくるから、Tax Returnと呼ばれているんでしょう。 税金が戻ってくる理由の大きなものは、不動産のローンの利息支払いや医療費などでしょうか。特に、ローンの支払い利息は年間数千ドルにもなるので、これが所得から控除されると、税金がぐっと下がり、あらかじめ天引きされていた税金との差額が戻ってくる、という形です。 先週まで日本で確定申告を完了し、こちらの確定申告に反映させて、こちらの税理士に申告しました。あとはこの税理士が、アメリカのTax Returnを作成してくれます。 いろいろなソフトが出回っていて、自分でやる人も多いのですが、日本の税金を始め、ちょっと複雑な私の場合は、毎年税理士にお任せ。 この税理士に提出する資料をつくるだけでも大変なんですが、なんとかそれも昨日で完了しました。今年は、娘の大学進学のための、奨学金申請をする必要があり、この奨学金申請にはTax Returnの結果が必要、ということで、今年は例年になく早い準備でした。 さて、今年は(いくら)戻ってくるでしょうか!!??
2012.02.15
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このところ、日記をさぼりっぱなしです^^;いえ、何もしていないわけではないのですよ、いろいろと有りまして・・・・ その「いろいろ」の中の一つは、実は10日ほど前から日本に来ております。つまり、この前の日記を書いたのがアメリカで、翌日から日本に来ていました。 この時期の日本行きは、当然、「確定申告」が主目的です。ただ、今回は、いろいろと私の両親のこととか義父の件、とか、皆、高齢なのでいろいろありまして、確定申告がなくとも日本に来ていたかもしれません。 いずれにしても、今年の確定申告、今日、私個人の青色申告分と、両親の白色申告2件、提出して、一応終了しました。 自分の分は、帳簿を整理して税理士に出し、最終確認と清書・電子申告をお願いしているので、実質は先週中に終わっていたんですが、両親の分は、全て手計算(と言っても、PC上のエクセルでやっていますが)なので、時間がかかりました。 いや、時間がかかったのは、100枚以上に及ぶ、両親の「医療費控除」に関する整理と計算でした。 本人3割負担にしても、二人合わせて110万円の医療費! 入院は二人合わせて5回!! とにかく、見積もり書・請求書・領収書の山です・・・・私個人の方は、アパートの入居状況が一昨年より良かったため、収入が増え、かつ、高校生の扶養家族に対する控除が、高校無料化のあおりかなにか知りませんが、25万円も減っているために、申告税額が大幅アップ!! 昨年の税額の約倍でした(泣) 始め、え!なんでえ?と思ったのですが、中身を見ると間違っていない。 高校生の扶養控除減額は知りませんでしたので、これはショック(笑) 高校無料化によって、なんの恩恵も受けていませんので、単に税額が増えただけ・・でも、まあ、税金をたくさん払って、日本国に貢献できる、という喜びをかみ締める事に致しましょう(笑)
2012.02.06
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