私は、小説が書けない

私は、小説が書けない

PR

プロフィール

abimeg

abimeg

カレンダー

お気に入りブログ

泣き寝入りしない 国… クラーク リーさん
 一期一会 ~笑い… ひぃちゃま0224さん
「背中を押さない離… 離婚行政書士・エノモトさん
雨堤孝一のブログ 雨堤孝一さん
特許屋 の    … 特許屋さん

コメント新着

特・許・屋@ Re:チェルシー(11/23)  ヨーグルト味は たぶん ビックル …
abimeg @ ノーウエア★マンさん へ ジョンのルーツ、そして彼が後に生み出し…
ノーウエア★マン@ 涙・涙 ノーウエアマンの歌詞の意味を 教えても…
abimeg @ 好きや★きにさんへ 龍馬風に言って頂きありがとうございます…
好きや★きに@ Re:SUKIYAKI ♪(11/06) うめーぞなもし・・・へへ

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2008年01月28日
XML
カテゴリ: シリアスな話



まず、大阪府知事戦。やはり、勝者は橋本氏。しかも、大差での圧勝。「もう、大阪人ってどこまでミーハーやねん!ノックで懲りなかったん!?」と、選挙結果を見た私は、大変失礼ですが、そう感じてしまった。しかし、その直後に思い直した。相手候補があまりにも地味すぎたから、選択肢が橋本氏しかなかったのかも?何はともあれ、もうなってしまったのだから仕方ない。頑張って頂くしかないでしょう。それに、ここが一番大切なポイント:橋本氏の戦いはこの選挙で終わってはいない。むしろこれからが戦いの本番。大阪の傾きかけている経済を立て直すのも勿論そうだけど、それ以上に厳しい戦いは府議会からの攻撃をどうやって回避し、本来すべきことをやり遂げるかだ。「長いものには巻かれろ」が気持悪いほどに定着している政治の世界では、橋本氏のようなハッキリとした性格の人は嫌われる。そして、足を引っ張られる。だから、蓋を開けてみると、知事として大阪を活性化するどころか、結局府議会と衝突しまくりで幕引き・・・なんて結果にだけは終わらないで欲しい。言っときますけど、橋本さん。あなたが得意とする口喧嘩だけじゃ絶対に乗り切られへん相手やからね。流されずに、己の役割を果たしつつ、相手がぐうの音も出せないほどの手腕でやって行けるのだろうか?

そのためには、やはり若さと勇敢さだけでは足りない。賢さでも、先見の目を持っていても。何が必要かと言うと、石原都知事とか小泉前首相のような“天変地異が起きようが世の終わりが来ようが微動だにせず構え続けられる”気質なのだ。私は、石原さんや小泉さんが100%正しいとは言いません。だけど、彼らの最も尊敬できるところは、ずばりこの気質にある。相手がどんなに批判しようが、その批判が正論であれ、あそこまでビクとも動かず平然と構えていられるのは天晴れだと思う。しかし、これは経験や年齢を重ねてから初めて備わる強みであること50%。残りの50%は、非常に不公平かもしれないけど、持って生まれた才能なのかもしれない。

さて、昨日繰り広げられたもう一つの戦い。それは、大相撲初場所の千秋楽。一敗同士の横綱決戦だった。言動の問題が絶えない朝青龍。確かに、彼は大相撲を伝統ある格式高い国技だと見ていないことは火を見るより明らかだ。しかも、あの“仮病(?)事件”はあってはならないことだと思う。もし現在の角界が若貴全盛期の頃の盛り上がりを見せていたら、引退に追い込まれていたに違いない。しかし、人気が下火の今日この頃、しかもパッとする力士がなかなか出てこないという現状で、彼を辞めさせるにワケにはいかなかったのだろう。そんな運をも我がものにする朝青龍。その上、ものすごく強い。文句なしに最強。まるで千代の富士を思わせるような土俵上の勇ましい姿は、問題だらけの言動も帳消しにしてくれるほどの大迫力だ。この人も石原さんや小泉さんと同様の気質の持ち主だろうと思ってしまう。その反面、白鵬は横綱であることは確かなのだけど、頼りない感じは否めなかった。条件はクリアしていたとは言うものの、強い人がなかなか出て来ないから横綱になれただけで、本来なら大関のままでもう少し様子を見るという判断が下されたのかもと思わざるおえなかった。しかも、初日は黒星というパターンが先行してしまい、大横綱になれるかは微妙な感じだと思っていた。すべて、昨日までは・・・

この千秋楽で白鵬は、“横綱であることの意義”を証明してくれたのだ。土俵上、朝青龍と向き合い、仁王立ちになり強い視線を送る彼は別人だった。これまでの“人の良さそうな顔”は消えうせ、その表情は“勝ちを取りに行く戦士”そのもの。6度目の優勝を賭けて戦っている彼の脳裏には「勝たなければ」という一言がうごめいていたのだろう。本国(モンゴル)では大半が朝青龍を応援している中、日本では「白鵬に勝って欲しいけどどうせ朝青龍に負けるんだろうな」という見解が大多数の中、彼は今までの「勝ちたい」では足りないことを痛感していたのかもしれない。横綱として、その役割を十二分に果たすためには、「勝ちたい」ではなく、「勝たなければいけない」の重圧がその肩に重くのしかかっていたのだろう。朝青龍ほどすごい力士は今いないと認めざる終えない中、それでも角界の将来を考えると、今回は白鵬が勝たなければならなかった。二場所も、しかも自らが起した問題で休場した朝青龍がもし優勝してしまえば、「大相撲って結局、それぽっちのものなんだ・・・」というレッテルを貼られ、この先は真っ暗だ。だからこそ、白鵬は角界を代表し、この勝負に勝たなければならなかったのだ。満員御礼の会場。土俵の上で組み合う二横綱。押されては押し返しがしばらく続き、文字通り手に汗を握る取り組みだった。そして、ようやく・・・決着の瞬間。白鵬の腕に渾身の力が込められ、朝青龍はゴロンと土の上に叩きつけられた。決まり手は、上手投げ。大歓声が上がり、おびただしい数の座布団が宙に舞う。その中で、汗だくになり目を真っ赤にした白鵬が相変わらず鋭い眼差しで立ち続けていたのだった。

世界がまったく違えども、橋本さんも政治という土俵に上がってしまったのだから。白鵬のように、己のすべきことを果たして欲しい。そう、私のようにあなたを疑わしい目で見ている人達が「参りました!」と思わず唸ってしまうほど素晴らしく大阪を変えて行って欲しいと切に願う。どうか最後まで土俵に立ち続けてください。発気良~い!残った、残った!

                           hakuhovsasashoryu




以上、あくまでも私個人の意見であり、ちとゴーマンかも?と思える節があるかもしれないので、政治的見解の異なる方など気を悪くされたのなら、あらかじめお詫びいたします。許してね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年01月28日 22時12分35秒
[シリアスな話] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: