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坂出市で起きた祖母孫3人行方不明事件はわからないことばかりだ。3人もの人間が致死量にあたるほどの血痕を残しながら姿を消した。祖母の自転車はなくなっている。…でも自転車で血まみれの負傷者あるいは死体をかかえて運んだなんて考えにくい。最初は祖母が孫を連れて外出したようにみせかけるつもりだったのが、血痕を残す殺害方法になったのは「計算違い」か。それとも人間というものはこんなに血がながれるものだったとは思わなかったと。たしかにテレビなどでは被害者は刺殺されてもあまり血は流れないみたいだしね。※物盗りにみせかけた形跡はあるけど物盗りではない。第一、報道映像でみるかぎり失礼ながらとても物盗りが狙うような家にはみえない。そしてあれほどの多くの血が流れながら近所の人は不審な物音や叫び声を聞いていない。祖母といったって、いまどきの58歳は老婆というよりも中年婦人だ。侵入してきた不審者に抵抗もせず叫び声も出さないなんてことがあるのだろうか。※どっかのブログみたいに誰が犯人だなんてことは書かないけど(コメントでも書かないでね)、警察はきちんと捜査をしてほしいものだ。お役所仕事の悪いところに余計なことはやらないというのがある。仕事を増やしたところで給料があがるわけではない。だから役人は「やらない理由」を考えるのが得意だ。昨今の警察をみるとこのお役所仕事の弊害が警察にも及んでいるのではと思うことがある。被害を申告してもまともに捜査しない。ストーカー被害を訴えても動かない。でも警察がそれでは困る。事件が迷宮入りになろうが、なにしようが、警察官の給料も処遇もかわらないのかもしれないけど、こうした凶悪事件の捜査だけは、次の被害者がでるのを防ぐためにも、似たような事件を防止するためにもぜひ真面目にとりくんでほしいものだ。
2007年11月23日
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韓国が事実上の死刑廃止国になっているらしい。つまり制度そのものはあっても現実の執行は何年も行われていないってことである。昔々朴大統領夫人暗殺事件で犯人を2週間くらいで処刑した韓国も…というか韓国までが、事実上死刑廃止となったら、もう死刑廃止というのが世界の潮流なんだろうか。たしかに死刑は野蛮といえば野蛮だ。公開処刑が野蛮であることは異論がないだろうけど、公開して野蛮なものが非公開になったら文明的になるのだろうか。なるわけない。しかしながら、日本に限っていえば、光市母子殺害事件などについての世間の論調をみても死刑廃止は当面ありそうにない。犯罪という巨大な野蛮を前にすれば、死刑制度というより小さな野蛮は必要悪だ…とたぶんほとんどの日本人は自分も含めてそう考えている。※ただ、死刑制度に疑問を感じる瞬間がないわけでもない。それは死刑が必ずしも当然とはいえないような被告に死刑が求刑された場合である。例えば少女監禁で明るみに出た北九州市の親族連続殺人事件。あの事件について共犯とされた女性も死刑が求刑されているが、報道をみるかぎり彼女に対する死刑求刑には疑問を感じてならない。マインドコントロールというのはあるわけないと思うのだが、性的羞恥心や犯罪に関与した弱みによって人を動かすことはできる。彼女もまたそうしたもので、高校の同級生だった男の道具として使われただけではないか。実家の財産はすべて奪われ、父母、妹夫婦、甥姪と7人もの人間が殺され、解体されて死体も残らなかった。そして彼女自身も恒常的に虐待を受けており、いずれは殺されていただろう。なんかこの女性も究極の被害者ではないかと思えてくる。
2007年11月19日
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大腸癌の母親を暴行し、放置したあげく死なせたという息子のニュースをやりきれない思いできいた。老人は自宅で最期を迎えるのが幸福だ…という人は多いのだが、社会の実態はどんどん変わっている。今の時代、親子同居といっても、実はこのニュースにあるような老人と成人した未婚の子供という組合せの方が多い。子供や孫に囲まれての三世代同居というのは本当に少ないし、もはやそういう時代でもあるまい。そして老親と同居する配偶者のない子供というのは、同世代の人に比べて生活力のないケースが多い。つまり生活力のある兄弟はとっくに家を出てしまって、安定した職業や十分な収入をもたない子供が老親とともに実家にとどまるというのが多いのである。老人への家庭内虐待が問題となっているが、老親と子供との「同居」といってもその実態が昔とは変わってきていることを前提として論議していく必要があるのだろう。老人にとって親子同居が幸福かといえば、必ずしもそうではない。自宅で死を迎えることが幸福かといえば、それもそんなことはない。狭いアパートで病気で下の世話が必要となった母親をもてあましていった息子のやりきれなさもわかるし、その息子をかばうため誰にも訴えずに庭先で寝泊りしていた母親もせつない。この事件についても、今の日本で波のように広がっている貧困、ワーキングプアや不安定就労の問題をみてしまうし、高齢化社会の現実についても考えてしまう。この母親は癌がすでに肝臓にも転移している状態だったという。本来であればとっくに入院が必要な状態だったのだろう。※※今回の大連立騒ぎの背後に某マスコミ人がいたという話がある。マスコミというのは不偏不党だったはず。マスコミ関係者が政治を動かそうとするのはルール違反ではないのだろうか?
2007年11月08日
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いろいろとびっくりするニュースがあるものだが、これには驚いた。ちょっと前にあった、男が少女を車に連れ込んでレイプしようとしたら逆に少女がそこにあった包丁で反撃をし、男が死んだという事件の続報である。男と少女との間にはもちろん面識はなく、典型的なレイプ目的の拉致事件で、しかも男には同様の前科もあった。状況からみても正当防衛であることはあまりにも明白な事件で、後は精神的にショックを受けているであろう少女の立ち直りをいかに支援するかということを警察は考えているのかと思っていた。ところがあにはからんや…「結果の重大性に鑑み」少女を書類送検したという。被害者の人生よりもレイプ犯の生命を重大視するなんて本当に不思議な国だ。これって国家権力によるセカンドレイプ、重大な人権侵害ではないのだろうか。日ごろ勇ましいことを言っているフェミのお姉さま方や人権屋さん達はなぜ黙っているのだろうか。この事件については、無神経に「刺殺」だの「殺害」だのという言葉を使っている報道にも怒りを感じてしまう。ああいう極限状況で反撃をし、身を守ることができたのは僥倖だし、十分に誇りに思っていいではないか。たぶん反撃をしなかったら犯人の男はさらに第二、第三の事件を起こし、被害者が生まれただろう。あの少女によって、もしかしたらこれから被害者となったかもしれない何人もの女性が救われたのかもしれないのだ。少女よ、あなたはよいことをしたのですよ。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071101-00000201-yom-soci&kz=soci
2007年11月01日
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