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ヒット作を今更観るシリーズの第二弾は「インセプション」!友人IからDVDを貸してもらいました。今更今更なんですが、あたしゃディカプリオが苦手なんですよ。演技派なのは認めるけど、どうもカッコイイと思えないのですな。
映画の感想としては、面白いっちゃ面白いけど、そこまでのめり込めるわけではない・・・という枯れた感じです。そもそも、ルールが私には複雑すぎて話に付いて行くのに精一杯。これ皆全部わかってるの?!と取り残された気分になりつつも、話は止まってくれないので、わかったようなわかってないような、ふわっとした感じで付いて行くしかないと言う・・・なんか劣等生だった小学校時代を思い出してしまう、トラウマを掘り返す映画でもある。微妙にわかったふりをしても、結局後でツケを払うことになるのだと・・・。いきなり観るよりも、事前にインセプションのルールを予習しておけばだいぶ違うと思います。
あとは箇条書きで(ヒット作だとこうなりがち!)
・レオの嫁がマリオン・コティヤールか・・・。狂って行く嫁(オスカー女優)をなだめすかす感じは「 レボリューショナリーロード 」とダブって見えました。
・ジョゼフ・ゴードン・レヴィットの相棒役は、最初ジェームズ・フランコにオファーされていたんだそうな。結局、地味だけど良い仕事をするレヴィットでよかったのでは?だってジェームズ・フランコはイケメンすぎるので、注意がそらされてしまう。寝ているメンバーの梱包方法がカッコイイ現代アートのようだった。
・ 渡辺謙は、英語頑張ってたな~。たどたどしいが、カッコイイボキャブラリーは豊富!って言う。東京にある設定のお屋敷もモダンなエキゾチックジャパンって感じだった。目黒雅叙園ぽいのだった。
・ アリアドネ役は「 ジュノ 」や「 ローラーガールズダイアリー 」のエレン・ペイジ。当時23歳くらいか?そのまんま子供みたいで可愛かった。巻物使いがパリジェンヌ風だったな。エレンたんとジョゼフ・ゴードン・レヴィットが二人でいるシーンは、文科系サブカル・カップルって感じでお似合いだったなあ~。
・ターゲットはキリアン・マーフィー。結構好きです。彼は「 プルートで朝食を 」のイメージが強いせいか、金髪美女とバーにいても「どうせフェイクっしょ?」って思ってしまう(笑)。「初代社長のお父さんが敷いたレールの上を行くのではなく、自分路線で!」というアイディアをインセプションされ、任務完了・・・ってことになってますが、自分路線で行く→会社崩壊決定!ってことにされてて、ちょっとカワイソウでした。ボンボン役より、イームスの役とか演じてみてもよかったんじゃないかな?
・コントラバーシャルなラスト、「コマが止まってハッピーエンドで終わるんでしょ~(半笑い)」そしたらなんと最後まで見せずにENDに!!!やられた!!!私は現実に戻って終わりだと思っていたんだけど、ネットを見た所諸説もろもろあるようです。他にもディスカッション出来る箇所が山ほどあるので、そういう映画はきっといい映画なんだと思います。
以上です!
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