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【会津にある不思議なお堂と馬?に乗った馬頭観世音石仏】
これは2004年7月24日の昼過ぎに撮った写真です。とあるお寺を訪ねたのですが、お寺の建物は残っていませんでしたが、観音堂は残っていました。そして、この観音堂も「キリシタン方位角」を向いています。この観音堂をご存知の方は、南を向いていないことはお判り頂けるだろうと思います。
そして、境内には「二十三夜」と彫られた石碑が2基と「馬頭観世音」と彫られた石碑がありましたが、その近くに馬(?)に乗った馬頭観音像が彫られた石仏がありました。
このお寺は、『新編会津風土記』の記述からすると、かなり大きなお寺で、末山がいくつもあったようです。そして、それらの末山は現在も残っているのでっすが、このお寺には、この写真に写っている二つのお堂以外には、稲荷神社と思われる祠が残っているだけです。そして、蒲生氏郷が会津の領主だった時には、飯豊山の別当であったとも『新編会津風土記』に記されています。
会津の多くの方々はご存知かと思いますが、飯豊山は修験の山です。そして、飯豊山に関しては、非常に不思議な記述が『新編会津風土記』に残っています。宗門人別制度化では禁止されていたことが、毎年行われていたようです。そして、それを確かめに出掛けたのですが、とある村には間違いなくキリシタンのモノであると考えられる石仏がありました。