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【旧高遠藩領内の不思議なお寺】
旧高遠藩領内のとある村にある曹洞宗のお寺ですが、お寺から少し下ったところに、三十三観音石仏が並べられています。その三十三観音石仏は、かなり古いように見えるものもありますし、舟形光背が破壊されているものもあります。しかし、この三十三観音がどこから運ばれてきたのかに関する説明板はありませんでした。
旧高遠藩領内にも観音菩薩石仏が残っている曹洞宗のお寺は少なくありません。そして、臨済宗のお寺に三十三観音石仏が並べられているところもあります。その三十三観音石仏は、かなり風化が進んでいましたが、その三十三観音石仏に関する説明板は建てられていませんでした。
上の写真に写っているのは、その曹洞宗のお寺の本堂ですが、方位292度方向を向いています。お参りする方は、方位112度方向を向いてお参りすることになります。つまり、旧高遠藩領内にも不思議な向きに建てられているお寺があるということになります。
2010年5月21日、この一帯にある、とある村の名前が気になったのでこの一帯を訪ねてみました。そして、このお寺を訪ねたのですが、確かに入口は唐破風になっていますが、向きが非常に気になります。そして、すぐ近くに三十三観音石仏が並べられていることも大いに気になります。