味くんの家族再生支援日記

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廃棄物再生センター
2012/03/04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日は東京でワークとカウンセリングを行ってきました。このところ、鬱病などで長期間精神薬の服用を続けている方のお話を聴かせてもらう事が増えています。

以前、鬱は心の風邪、早めに治療し治しましょう。と言うキャンペーンのもと心療内科が増え、精神薬の投与量も増えました。それと平行して、自殺も増えました。その因果関係についてあまりマスコミは言いたがりませんし、行政も調査しようとはしません。

特にSSRI系の抗鬱剤は有効性もさることながら、副作用の事故の可能性も以前から言われていました。銃連射事件の犯人が抗鬱剤を用いてたとかいう話しも聴いています。

もちろん、脳内の生理活性物質を調整して精神状況を変えると言うのも、対症療法としては有効ですし、時には必要な事でしょう。けれど、それは脳内の状況を変えるだけで、病理に至った周囲の状況や本人の認知、体験は何ら変わることはありません。

となると、状況や認知からくる辛さを薬でごまかすと言う事になりかねません。だからアルコール依存や薬物依存と同じくと言うより、薬物依存の状況そのものになります。合法的だから逮捕も処罰もありませんが・・・・ここが怖い所。

ですから、対症療法とあわせて根本療法としてのセラピーが不可欠、と私は考えます。すなわち、状況や認知に関わる問題についてアプローチし、心理的に鬱を治していく行くと言う事。

そのあたり、最近は多くの精神科医はカウンセラーと連携するようにはなってきてますが、カウンセラーがカウンセラーとしての仕事をちゃんとできてるかどうか、カウンセラーの独自性をドクターが認めているかどうか、で、いい連携となるか無意味なものになるか・・・状況はいろいろあるようです。

長年薬を服薬してきた人にとって、いきなり薬を抜くのは危険ですし辛いものです。ですから、状況をみながらカウンセリングとあわせて少しずつ負担なく薬を減らしていく必要があります。そう言う意味では減薬のステージでは精神科医よりもカウンセラーのイニシアティブが重要になるのでしょう。

ということをつらつら感じるこのごろです。私につながったいろんな方たちがはやく薬から離脱し自由で楽しい生活を獲得してほしいな、と思います。






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Last updated  2012/03/04 08:00:52 AM
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Comments

こういち。@ Re:男も使えるDVシェルター(07/31) 僕もご利用させていただきたいと思うので…
Hiroyuki@ Re:男も使えるDVシェルター(07/31) 男性用シェルターを利用したいのですが、…
味くん@ Re[1]:シェルターを逃げ出す女たち・・・・シェルターでは回復しない?(12/15) めるしーさん >わたしも同感します。 あ…
めるしー@ Re:シェルターを逃げ出す女たち・・・・シェルターでは回復しない?(12/15) わたしも同感します。 まさに求めていた答…

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