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先日、黒柳朝さんの訃報記事が新聞の隅に載っていた。
言わずと知れた、かの黒柳徹子さんのお母上様であり、かの有名なちょっちゃんである。
誠に申し訳ないが、女史のお書きになった<ちょっちゃんが行く>とか、徹子さんの著書<窓際のトットちゃん>も未だ拝読した事が無い。
私が、朝さんを知ったのは、ごく最近の事で、女史がワールドビジョンジャパンの親善大使をなさっている事を知り、このNPO法人の主催するチャイルドスポンサーに参加するきっかけになった時の事である。
日本人というのは、ボランティアというよりは、施しをする事の好きな民族であるが、その割には、自分が汗をかいてボランティアをやろうとする人は少ないようだ。
そして、その罪滅ぼしのために、募金などの施しに参加しようとするのだが、これまた猜疑心の塊のようになって(寄付と称して金品を騙し取る輩が多いことも事実なのだが)なかなか踏み切れないでいる人の何と多い事か・・・!?
そうすると、私のように、感覚的に何か信頼するに足りる人が拘っている団体というのを探し出して来て、参加してみたり、安心感を持ったり、懺悔の気持ちを癒したりするのである。
そんな訳で、ボランティア活動をする気力も、余裕もない私は、ちょっとでも有効な支援活動をする団体を探していたのだが、たまたまワールドビジョンのサイトを見つけ色々調べてみると、大筋の部分で賛同出来たため参加する事にしたのである。
私は、クリスチャンでもないし、出来れば、宗教色の強い団体とは一線を画したいと思っている人間であるが、何もしない出来ない人間が、唯、黙って指を咥えて見ている事の怠慢さに比べれば、現地で危険と隣り合わせで懸命に汗を流して、使命感に情熱を燃やして活動している人々に多少なりとも協力できればという思いで参加を決めたのである。
そんな中に、黒柳さんのお名前を見つけ、敬愛し得る、明治・大正生まれの強き女性を見出し、何時までもこういう人々が、現代の病む日本人を指導していって頂ければと、その健康で健やかな長寿を願っていた矢先の出来事であった。
心から、力なき小市民の応援団の一人として、哀悼の意を表したいと思う。
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