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クリント・イーストウッチ-

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2007.10.26
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テーマ: 生きる(1)
カテゴリ: 仏の心
人間の意識脳は、2%しか働かないという事実があっても、人間が寄せ集まると、その2%は限りなく100%に近付こうとするのだろうか・・・???

もし、そうであれば、近い将来、人間の生み出したものに人間の能力は追いついていかなくなるのは明白である。

2%の働きを1%アップさせるのも至難の業だとするならば、人間は、もっと、科学的な歩みをスローダウンさせる必要があるのでは無いだろうか・・・???

人間の生み出した科学的な創造物は、此処何百年かの間に格段の進歩を遂げたが、それに伴う創造物の生み出す環境破壊を始めとする弊害の対策は同一歩調では進んで来てはいないのである。

科学の発展に人間が追いついて行けなくなった頃から、人間の頭脳を使うという行為は反比例するように減退し、そんな中で、高学歴何ぞという意味の無い権威的なものが持て囃され、本来必要な実力(生きて行く活力)が軽視されがちで、いよいよ人間の生き抜く力が弱体化している。

自殺者が多くなっていくのも、大した意味の無い物ばかりが氾濫する社会で、人間、本来身に付けなくてはいけない生命力を軽視し、大事な物が何であるかの判断力さえ失わせてしまっているからである。

お金が無い、貧乏である、仕事が無い、頭が悪い、顔が悪い、性格が悪い、運動神経が無い、などなど、そんなもの糞食らえである。
人間が生きて行くのに必要なものは、お金でもなく、能力でもなく、増して、顔や性格でもなく、生きて行こうとする意志のみである。

生きて行こうとする意志さえあれば、何としてでも生きる術は見出せるもので、必死に生き抜こうとする者に世間はそれ程冷たくは無いのである。



かといって、彼らは、あの時代、余裕無く暮らしていたかと言うと、充分に心に余裕を持ち合わせていた
即ち、夢が彼らの満たされない時空を埋めていたのである。

彼らの創った、夢の世界では、便利さが、人間に時間的、経済的余裕を与え、人間は、もっと自由に勉強に勤しみアカデミックな社会の構築が出来ると信じて懸命に生きてきたのである。

ところが、人間の弱さとは、そんなもので、与えられれば、与えられる程、自らそれを掴みに行く事に怠惰になるだけで、努力とは、貧困の中でしか生まれない事をしるのである。

頑張れとか、根性だ、とか言って、叱咤激励すればするほど、人間は、嫌気がさして反対をむくものである。

赤ん坊が、放っておいたら、何とか意志を伝えようと泣きじゃくって親を呼ぶように、人間は手を掛けなければ、自分から何とか生きようとして要求するものである。

今の世の中、人間の力では、どうにも成らない事ばかりなのだから、自分が目一杯生きようとしても、心に余裕を失うばかりである。
一歩下がって、成るようになる精神で生きる事こそ世の中の好転に繋がると存ずる。
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Last updated  2007.10.26 15:44:32
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