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クリント・イーストウッチ-

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2007.11.08
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カテゴリ: 仏の心
日本は大変良い国である。

何が良いかと言えば、一番良いのは、市民が攻撃的武器を所持していない事である。
これは、第二次大戦の敗北とかによってではなく、400年の昔から、基本的に、市民と言うよりは、庶民に武器を所持する事を禁じた法律(規則、命令)が出来たからである。

世界中で、400年もの昔から、市民に武器を所持する事を許さなかった国など日本をおいて他には例を見ないのではないだろうか・・・???

此処に、日本人の、自らの身は自分で守らなくてはならないと言う、個人主義の考え方は、完全に消え去ったと言って良いであろう。

その昔から、主に農民を中心とする、土着民は、領地を支配する領主に土地を安堵される代わりに年貢(税)を納め、生活全般の安全を保障されてきた。

それ故に、民主主義の社会システムが導入された今日に於いても、市民は、国を支配する権力者に対して税金を納める代わりに、生活全般の安全を保障される事を当然の成り行きであると信じて疑わない。

何ともおかしな民主主義である。

これを、封建的民主主義と言う。



日本の政界に於いて、贈収賄が無い方が、より有り得ないような、よじれたシステムである。

唯、この事が、日本人の力で争うという精神を失わせ、全ての問題を、お金で平和的に解決すると言う手法を身に付けさせたのだから、ある意味、非常に立派なシステムであり、平和な社会を持続させるためには、全く有効な手段であると言わざるを得ない。

そうであるのだから、やはり、戦争に関して、暴力的なものに協力すると言うのは、日本の在り方として全く間違った方法であるし、太田述正氏も仰っていたように、防衛省自体に、外国の脅威という感覚が有りもしないのに、海外(アメリカ)の戦争に協力するというのは、日本には合わないのである。

テロに対する戦争と言うけれど、日本にとってテロとは何なのだろうか・・・???

9.11の時、たまたまあのビルに居た日本人が被害を受けたからなのだろうか、それとも、安全保障条約を結ぶ合衆国が同盟国だからなのだろうか・・・???

未だかつて、日本人が、戦争状態であったり、テロの恐れがある国でテロに巻き込まれた事以外、日本本土に於いてテロ行為が外国の手によって起ったことなど無いではないか・・・!!!

積極的に、テロの標的として、外国に在住する日本人や日本本土が狙われないのはなぜか、良く考えてみる必要があるのでは無いだろうか・・・???

日本の外交は弱腰であると、何か何時も責められているようであるが、軍事的暴力を後ろ盾に、高圧的な外交を進めるのが、そんなに褒められた行為なんであろうか・・・???

日本がこれほど平和で、国力を増進させて来た大きな原因は、市民が、自身の身を、自身で守るという余計な負担を背負わずに、自らの人生に力を注いで来たからではないのだろうか・・・!!!

一度、テロが横行する国の両者の人々をじっくり招いて、日本が平和で、国力を高められた訳を考えて貰ったら良いではないか・・・???

国内の内乱が如何に愚かで、その事が原因で、外国に国が滅ぼされて来た歴史的事実をしっかり理解してもらえば、同一民族の殺し合いで喜ぶ者が一体誰なのか、自分達が如何に愚かなのか、自分達が今しなければならない事が何なのか解ると思うのである。



硬直した状況を打破するには、日本のような矛盾だらけの人間社会の道理を、上手く使い分けて成り立つ国の力が、絶対に必要になって来ると信ずるものである。
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Last updated  2007.11.08 14:41:40
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