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クリント・イーストウッチ-

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2009.03.09
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カテゴリ: 仏の心
ある美術製作系の会社の従業員が、イベント終了後に残った

出演者の肖像パネルを勝手にオークションに出品し売ってし

まった。

彼らの行為は、会社の知れる所となり、即刻解雇の処分止む

無しと思われた。

しかし、そこに、会社の重役でありながら、人望がなく孤立状

態にある人間が助け舟を出して彼らを引き止めた。

そして、また、会社の仲間であり仲良しだった人間の手によっ

て告発された、会社のお金を横領した人間まで配下に取り込



のである。

彼の反対側にいる、仕事も出来て誠実な人々は、最早、この

会社では働き続ける事が困難である事を悟った。

彼らは、彼が一番煙たがっている彼の直属の管理職にある

人間に事ある毎に嫌がらせを行使し続けた。

管理職の彼は、最早これまでと意を決し、本意ではない独立

の道を選ばなければならなかった。

本意ではない以上、周りの人間を巻き込む訳にはいかなかっ

たが、彼の周囲の想いを同じくする人々(彼の上役も含め)は

彼と行動を共にする決断をした。

彼が退職する事になったのが1月末と決まった、12月のある



のである。

"う〇〇さん、ボーナスは20万円(本当なら百万は下らない)ね。"

う〇〇さんは、別に驚く様子もなく受け入れるつもりで、

"別にいいですよ・・・。"と悪びれる事なく答えた。

重役は、それに追っかけ被せるように、こう言った。



う〇〇さんは、素直に、"そりぁ困るよね。"と返答すると、

重役は、それを待っていたかのように、こう切り替えしたのであ

る。

"そう、それじゃ10万円"と・・・・。


そこでの会話は、それで終わったそうであるが、こいつ何考え

ているんだ・・・とあっけに取られていたそうである。

世の中、人の不幸を何とかしたいと、そればっかり考えて生き

ている人間と、人を何とか不幸に陥れてやろうとする人間がい

て、互いに両者は、交わる事のない道を歩んでいる。

互いに理解し合う事の無い人間同志が、一方の人間からどん

な仕打ちを受けようとも屈しないためには、強い心が必要であ

る。

優しさを忘れ、己の都合だけで弱い者を迫害したがる人間ば

かりの世の中で、弱者を庇いつつ迫害者の行為を笑い飛ばし

て生きる力は、優しさと慈愛の心を持つ事だと知れ・・・。



我弟ながら、でかした、よくやった、あっぱれと拍手してやりた

い気持ちで一杯である。


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Last updated  2009.03.09 18:29:12
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