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クリント・イーストウッチ-

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2010.01.04
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カテゴリ: 仏の心

今日本の宗教は「寛大」であるという。八百万の神々の国ゆえ一神教の狭小さがなく、懐深く受け入れる。

ラフカディオ・ハーンなどはそれを積極的に支持する傾向がみられる。

「行儀がよく、躾けがよくされていて、静かで礼儀正しい温和な性質」は「間違いなく教育の結果であろう」。
その通りであろう。労務者も女性も読み書きしている点に驚く。識字率世界一も認めている。

子供は折檻されず言葉で直す、10~12歳で大人のように「利口できちんとした行動をとる」という。16世紀後半来日した宣教師のルイス・フロイスも「ヨーロッパでは青年になっても口上ひとつ伝えられない。日本は10歳で伝える判断と思慮をもつ」。当時の方が、しっかり自立した子供であろうと推察できる。

西欧の優秀性も認めるも近隣国のように自己を過大評価する傲慢さはなく、知識欲旺盛(ザビエル、ペリーら多くが讃える点)で、学ぶ努力をする、という。ゆえに維新後は欧米に肩を並べるが、これは白人以外の国にはできなかったことであることを、指摘しておきたい。

最後に彼は、鋭い大事な指摘をする。利欲の国もある一方で、「日本人は十分に金の価値を知っているが、だからといって拝金主義者にはならない。利益獲得の努力は、日本人の最上位を占めない」という。

お金より大事なものがあるという事だ。それは何だろう。ザビエルは日本人を見てこう言っている。「名誉は富よりずっと大切なものとされている」。自分への誇り・自負心は大事であり、自身や国の誇りを放棄する経済活動ほど不名誉なものはない。

以上、ヴェルナーが触れた日本の姿を見てきた。ヴェルナーの感嘆した事柄は、他の外国人も同様に驚嘆するものであり、それこそが日本の特徴であり、かけがえのない長所・美点だ。彼等の言葉をしっかり噛みしめなければならないし、自らをかえりみる必要があろうと思う。

以上は波多野毅氏が、そのオフィシャルサイトで述べられてい

る一節である。

現代の日本人の皆様、どのようにお思いになられますでしょうか・・・。

真の日本人について一度考えてみる機会を持ちませんか・・・。

これはほんの一部に過ぎませんが、もっと沢山のものを我々

は置き去りにし、そして捨ててしまってはいないでしょうか・・・。

これからの日本に必要なもの、それが何であるのか考えて

みて下さい。


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Last updated  2010.01.04 10:57:31
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