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2010.05.10
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カテゴリ: 仏の心

環境省の国立水俣病総合研究センター

は9日、クジラやイルカを食べる習慣が

ある和歌山県太地町の全住民の3割に

あたる1137人を調査し、全国の他地域

と比べて平均で4倍超の水銀濃度を毛髪


実はこのニュース、あの凶暴で有名な環境保護団体

シーシェパードが撮ったドキュメンタリー映画"THE

COVE"(入り江)で、批判を受けた和歌山県太地町の

要請に基いて行なわれた調査である。

太地町のイルカ漁にスポットを当て、イルカの保護を

訴えようとしたこのドキュメンタリー映画には大きな

反響があったのは事実である。

太地町の例を挙げれば、国立公園の中にある入り江

にも拘らず、イルカの追い込み漁が行なわれる期間

は立ち入り禁止になるそうである。

彼らは、その禁忌を破って入り江の見渡せる場所から

盗み撮りしたという。

日本や太地町は、この事を問題視したそうだが、可笑

しな事である。

お互いが、法律で禁じられた悪事を行なおうとする訳

でも無いのに隠そうとするのは、其処に何らかの問題

があるからこそである。

事実、このイルカ漁は、入り江がイルカの血で真っ赤

に染まる程残虐に見える漁なので、漁師にしても見せ

たく無いのが本当の所だと思う。

世界各国で同様のイルカ漁は行なわれているのだが

漁師達、漁業で生きる者達にとってイルカは害獣でも

ある。

これも一方的に人間の立場から見た場合なのだが、

今の地球上では、人間が生物界の頂点に君臨してい

るので人間以外の生物には、意義申立ての出来る場

はないのである。

"THE COVE "では、同時にクジラやイルカ類は、高濃

度の有機水銀を蓄積しているものが多く、これらを大

量に食する事が水俣病に繋がるとの警告をしていた為

今回の調査という事になったそうである。

きっと一般の日本人が、イルカ漁を間近で見る機会が

あったとしたら、その殆どが拒絶反応を示すのでは、と

思う。

唯単に、この事を批判したり非難するのでは無く、複合

的に絡み合う問題の一つ一つを解決して行く事が、地

球環境全体の問題解決に繋がって行くのだと思う。


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Last updated  2010.05.10 18:17:30
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