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クリント・イーストウッチ-

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2010.07.23
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カテゴリ: 仏の心

あれからもう何年になるだろう。

何処かのテレビ局が取上げ特集を組んでいた相撲部屋

が元小結大豊の荒汐部屋であった。

現役時代の四股名大豊が示す通り、始は時津風部屋の

部屋付き親方であった。

その彼が独立を思い立ち、分家して新たな部屋を立ち上

げたのが、2002年の6月の事である。

弟子が集まらず、弟子一人になって部屋を畳まねばなら

ぬ所まで追い詰められながら歯を食い縛って続けたお陰

で翌年の訪中の時、現在十両三枚目の蒼國来に出会う

事になるのであった。

彼は、中国レスリング界の有望株であったが、親方は彼

をスカウトし、その年の6月に来日し9月場所に初土俵を

踏む事になった。

内モンゴル自治区出身の彼は、中国人というよりほぼモ

ンゴル人のため、他のモンゴル出身力士と同じく食事が

合わずご飯にヨーグルトを掛けて食べていたそうである。

おかみさんのインターネットで部屋のアットホームな雰囲

気を紹介するホームページも手伝って弟子の数も増えて

何とか相撲部屋としての形が整って行き、蒼國来を中心

に徐々に弟子達の番付も上がって行った。

その頃からずっと蒼國来の番付を注目し一喜一憂して来

た私だったが、同郷出身の隠岐ノ海が先に十両、幕内と

出世し喜んでいた矢先に、賭博事件に引っ掛かり全休の

謹慎で大いに落胆していた。

この事態に乗じてでも無いのだが、今場所勝ち越しを決

めた事で、上の番付の連中が謹慎で全休したものだか

ら早々と来場所の入幕が確実になったのである。

彼に限らず外国出身力士達は、全く文化の違う日本に

ジャパニーズドリームを求め、最も肝心な食の違いに苦

労して夢を掴んで行く様に拍手を送っていた。

今後とも、彼らの活躍に声援を送りたいものである。


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Last updated  2010.07.23 17:49:07
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