
秋の夜の灯り 21
マイ雑巾じゃなくて、
埋蔵金は官僚機構の権力の中で温存されていた。
でも同じように、
埋蔵借金も半端じゃないという。
でもいずれにせよ、
ようやく透明性が出てきたのは、
当たり前とはいえ正常化のひとつの表れだと思う。
僕には埋蔵金はない。
埋蔵借金も、
ないことにしておこう。
埋蔵金はないけれど、
埋蔵物、
埋蔵失敗、
埋蔵失意、
埋蔵恋心、
などなどがある。
公のものである国有埋蔵資産や負債は、
透明でなくてはいけないけれど、
個人に埋蔵されているものは、
不透明なままのほうがいいのかもしれない。
そうかといって、
身の回りの埋蔵物が多すぎて、
年末までにはなんとか改善したいものだ。
僕が消えたとき、
知られないで守りたいものもある。
僕のためじゃなく、
僕以外の特別なプライバシーがあるからだ。
We know huge burried asset and debt in national account.
Transparency must be kept.
However,
I had better to limit transparency in myself.