
自分の年賀状がまだ郵便会社のどこかを移動中というのは
ちょっと反省気味。
住所録を作ったことはないので、
いつも去年来た年賀状を見て宛名書きしたのだけど、
今年来たものを見ると
どういうわけか出し洩れた人が20人もあることが発覚、
元旦もまた年賀状を書いたのだった。
相変わらずきちんと整理の出来ない男である。
キチンと整理が出来ない男は
毎年お正月になると乱雑な身辺の整理をする。
でもそれも、
しないよりまあいいという程度に終わるのだけど、
今日明日はその日なのだ。で、
4日になると世の中動き出すし、
4日は誕生日だけど三が日のどこかでついでに済まされてしまう。
でも誕生日はほんとは何もしてほしくはないのだ。
そっとしておいてよ、知りたくないんだから、
という感じなのだけど、
そういわれても困るのが家族というものだろう。
日経の私の履歴書は今月はトニー・ブレアだ。
書き出しの初日の中で
野党党首と政権の首相とでは全く異質なものだった
と述懐している。
今も活発に国際活動もしているけれど、
首相当時はいかに無知だったかと知る
とも言っている。
そうなのだろうな。
でも、
日本の政治家はほんとうに困難なことはなんにもしない。
選挙に勝つことと政治家や官僚仲間と折り合いよくすることしかしない。
ギリシャのような極端な公務員天国ではないけれど、
こんなに根深い官僚支配と政治の貧困が続いていても
日本が破たんしないのは一般の人々が寛容で勤勉だからだと思う。
寛容で勤勉で居られるということ自体は
政治は無策だけどれど
悪政というわけではないということなのかもしれない。