人生復刻版

Feb 21, 2012
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自分の中にある2.20の呪縛から、

一歩抜け出せた。

世の中がほんとに真剣になるべきときにも、

世の中というものは流れていく。

だから生きられる、ということなのかもしれないけれど、

それでいいのだろうか。

いまどき餓死を選ばざるを得なかったらしいニュースも、

ニュースとして流されているだけで済んでしまうように見える。

関西電力の今日の電力見通しでは、

使用量は供給力の80%だという。

この計算は、

未明に止まったはずの原発はもう除かれてはずだ。

原発依存率は関西電力は51%もあるけれど、

今日はもうゼロになっている。

社長は再稼動の必要性と安全確保を言明しているけれど、

そりゃキミはそう言うだろうというだけの話だ。

地元は原発マネーと経済活動から抜け出せない境遇だから、

巨大な原子力利権の底力は最終的には生き残るのだろう。

結局は、

原子力ゼロでも大丈夫なのに再稼動するという

まるでフクシマのことは幻覚だと世論を手品にかけたようなことが

白日の下で行われるのだろう。

人の人生に於いても、

千載一遇の機会なのに岐路を誤るということはある。

日本は今誤ろうとしている。

ほんとは力づくでも防ぎたいところだけれど、

今の政府の頼りなさが逆に統制力を失って再稼動プロセスが挫折してしまうような

そういう事態のほうがいいぐらいだ。

今日枝野さんは経済産業大臣なのにこう言明した。

再稼動は電力需給の問題として考えるつもりはない、

あくまで安全かどうかだ、と。

これ、政府の公式見解ではないと思うけれど、

枝野さんはまだ正義感が残っている政治家かもしれない。

どこかに逃げ道は用意しているかもしれないけれど、

頑張ってみてほしい。

安全かどうかを判断出来る者は居るわけがない。

そう断定出来るのはフクシマが証明したし、

今も証明し続けている。

検証されている現実を知らないフリする芸当なんて

人間がすることじゃない。

安全かどうかは議論の余地がない。

危険極まりない、

とり返しがつかない、

が結論だし何よりも今の現実そのものだ。だから、

問題はやはり需給問題なのだ。

今でも原発なしで電力は大丈夫という説の検証も、

それにもし無理があっても

原子力なしで供給能力を確保する短期的対策を立案し実行させるのが

経済産業省ではないのか。

長期的なエネルギー問題は、

政府が原子力政策を転換しさえすれば、

あとは産業界のほうが頼りになると思うのだけれど。。

厳寒期も

僕の電気使用量は激減した。

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Last updated  Feb 21, 2012 03:37:09 PM
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