
先日、今季初めて咲いたツルニチニチソウを切って生けた。
そのときは一輪だったけれど、
こうして2輪になった。
ツルニチニチソウはたぶん雑草の部類だろう。
誰が雑草か雑草でないかを決める権利を持っているのかは知らない。
僕は今うちの被災跡地のカラスノエンドウとは戦っているから
僕にはカラスノエンドウは雑草だ。
でも僕にはツルニチニチソウは雑草ではない。
強いし花は可憐で綺麗だしグランドカバーになるから好きなのだ。
でも妻はツルニチニチソウと戦うように僕に強要する。
強くてジャングルのようになるからと言う。
僕はジャングルにしたいのだ。
だから全く考えが違うし、好みも違うことになる。
何年か前までは僕は実家をツルニチニチソウのジャングルにしていた。
何年かかけてやっとイメージどおりになってきたのだった。
でもそれは妻には好ましくない解決されるべき問題だった。
結局僕は不承不承にツルニチニチソウと戦って、
ジャングルは過去になっていった。
でも強いからなくなりはしない。
なくなってほしいと思われているのに生えてきて咲いてくるから
僕にはそれはそれで大事なので、
匿うわけにはいかないからちょっと生けてみてプチ満足しているわけなのだ。
男は結局黙ってしまうことが多い。
結局は黙ってしまって、
できることなのだったら言うとおりしておこうということになる。
ここにも女性支配社会であるという検証が可能である。
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