人生復刻版

May 28, 2012
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20120528.jpg

古家の瓦が落ちて

ちょっと手におえない状態ではあるのだけど、

外注したらきっとあれもこれも危ないと言われるに決まっていた。

なので、

自分で取り繕うと

材料をホームセンターに買いに行った。

車を使わない僕の場合、

大型化して遠くにばかり立地するようになったホームセンターは

とても困るのだ。

まして木工をするようになって、

不便なことといったらない。

今日の午後は例によって

雷雨も竜巻もどこかで起こりそうだったので、

ほんとうは行きたいホームセンターを諦めて、

いちばん近い、

たぶんいずれつぶれるほうの店に行った。

でもその道すがらには、

地元の成功した人気店があって、

つい出来心で寄り道したのだった。

それがこの画像になったというわけだ。

でも、

今日は甘い話は出来ない。

ようやく国会の事故調委が当時の首相であった菅さんを呼んだ。

受け答えは予想通りだったし、

事実もだいたいあそうだっただろうと思う。

あの時点で国家の責任者があのような状況になるのは

僕には理解できる。

ほかの対応方法はあったのか。

僕には分からないし、

自分ならこうするということを言える人も居なさそうだ。

東電から駐在していた人物も

多分どうしようもなかっただろう。

菅さんが業を煮やして直接行動をとったのは

とてもよく分かるし

せめてそうしたからまだよかったというのが

僕の見方だ。

でも、とんでもない行状を行ったという者が

国会や役所や東電では多いのだろう。

そういう人間模様もよく分かる。

企業の中でもよくあるけれど、

トラブルは

どういう場合にもそういうものだ。

菅さんは国会のヒアリングで

結語として脱原発の必要性を述べた。

事故が勃発したときの取るべき行動も大事だけど、

責任回避や権力争いや個人攻撃で終始している感がある。

東電の言動を見ていると

自分が起こしてしまった事態を

まるでdisasterだとは知らないフリをしている。

政治家達も

ほんとに本気にならないといけないことは本気にならないままで、

もう1年以上失ってしまった。

脱原発を真剣に唱える人は今でも阻害され、

ムラは生き延びて強くなってさえいる。

この夏の混乱で余計に強くなることだけは

あってほしくない。






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Last updated  May 28, 2012 08:02:58 PM
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