太陽系は50億年前に出来たとされる。
地球は46億年前に出来たとされる。
宇宙の果てはどうなってるのかと
夏休みこども電話相談では毎年そういう電話があるのだろう。
宇宙は丸いとは限らない、
宇宙の形はほんとはまだよく分からない、
とか
よく分からないことの説明は
よく分からないとしか言えないだろう。
ラジオのアナウンサーが
**くん、いい?分かった??と
進行しようとしても、
うん、わかった、ありがとございました、
と引き下がるしかないよね。
分からないってことがよく分かりました、
と言えば角が立つと
そこまで考えたかどうか
電話した子供ははい、分かりましたりがとございました、
となってしまう。
人間は600万年ほど前に人間になってきたらしい。
でも、人類らしい活動の軌跡は分かるのは
2^3000年前からだから、
宇宙的時間としてはゴミのように瞬間に過ぎない。
まして僕たちは
自分の祖先に遡れるのはせいぜい数百年だ。
でもその数百年の中でも、
ここ数十年、
つまり現代人の生涯の中ほど激動の時代はない。
その原動力は科学技術だ。
そして、科学技術があってこそ経済発展もあり、
経済発展で人類は増殖することが出来た。
もちろん、
生活も豊かになり福祉の水準も向上した。
でもそうなればなるほど、
飛躍すようだが
実は政治の使命が大きくなった。
政治は人間性の塊だから、
人類の運命も地球の運命も
実は政治に依存している。
地球は、
絶滅の歴史だったと、
長いスパンではそう言われているし、
そうなのだろう。
現代人の生涯が体験しているこの未曾有の急進と激動は
破局の前奏曲のようにも思える。
そう想像すると、
すべての世の中の現象がそれに沿っているようにも思う。
そうプログラムされている中を
人間はそれぞれ善行と悪行を演じているだけのような
そうそういう世の中にも見えてくる。
増税に逃げた政治家も、
原発の取り返しのつかなさを見ない振りする人たちも
ただのその中の部品みたいなものなのか。