難しい話は別として、
日本人はアメリカを頼りにしている人が多いし、
それは現実的であって僕もそうだ。
なので、
たとえばCIA長官が責任感の強いスーパーマンであってほしい。
交代せざるえを得なくなった前長官も
任命される頃は英雄的に支持されていた人物だった。
交代する原因は不倫スキャンダルらしいけど、
これが暴かれる経緯も根の深い分かりにくさがあるとされている。
僕は不倫には寛容な者であるけれど、
CIA長官のようなスーパー重責にあるものは
不倫のようなストレスを要する事態にはかかわるべきじゃない。
今度大統領が指名した後任のブレナンさんは
最適の人物だとされてる一方で
批判する向きもあるらしいけれど、
記者の質問に答えて、
私は休憩などしない、
と切り替えしたらしくて、
それには僕は素直に頼りがいあると思った。
その英語は
I don't do wine time
だったそうだ。
最適な人物という意味では、
こんどの日本の内閣では原発事故担当の根本さんだけは
僕は最適だと思う。
その人物については何も僕は知らないけれど、
人というものは口調、ものの言い方で分かるものだ。
と僕は思う。
事故後、野党議員だった氏の国会での質問演説を
僕はたまたま聞いていて、
涙ぐんでしまった。
福島選出だから当然といえば当然なのだけど、
この人は本物の熱意のある人だなと思った。
自民党が大勝した結果、今回役目が回ってきたわけだけど、
本気度のある人物が陣頭指揮しないといけない事故対応だから、
最適だと思う。
そして、
今は無理だけど、
その役割を通じていずれ、
このような事故をまた起こしかねない原発の廃絶のために
今の原発政権の内部から正義と良心を育む役割に転じてくれればと
一縷の望みをつなげたいと思う。