たとえばテニスボールではDUNLOP
トイレならTOTO
といつまでたってもダントツな強力ブランドがある。
原子力発電みたいな底知れぬ利権構造が構築されているわけでもなく、
市場原理の結果だからすごい。
ということは
いきなり結論になるけれど、
原発政権をつくってしまったからには
金曜日に何百万人が抗議しても
著名人が尽力してくれても
ムラには勝てないことは明白である。
だから、
方法はひとつしかもうない。
市場原理で圧倒できるようなレベルにまで
1年でも早く技術革新が進むことだ。
今ボーイング787で、バッテリーが問題ありそうなのは
いままでiPhoneでもいろいろあったので、
連想できる事態だ。
バッテリーの技術革新はもちろんすごいけれど、
ニーズからすると
実にまだ未踏の領域が大きい。
電力も無限に蓄積できれば事態は一変するけれど、
今の技術だと
ムラを潰せるレベルにはほど遠い。
世界のすべての人モノ金を
原子力発電を廃絶できるような新技術の開発に集中できるような、
グローバルな革命を推進するとしたら、
日本こそ最適な存在であり、
責務でもあると思う。
発電システムのTOTO,DUNLOPを夢見たい。