LINEに登録したことがきっかけのミステリーが
とてもミステリアスなので消化できないでいる。
実は僕には純正メルトモがひとり居る。
それが、居たという状況になっているのかもしれないことも
自分のなかでも渦巻いている。
その純正メルトモは、
ケータイ初期にメルトモが流行ったときに
僕も応募したのがきっかけで
お互いにただひとり長年にわたって続いていた。
彼女は農家のお嫁さんだったのが
自ら身を引いて単身で暮らしていた。
ある由緒ある地方奥深く、
いまどきありそうにもないつつましやかな暮らし方だった。
持病があり、通院日が多くて、
内職でいつもメッセージがすぐ交信できるのが
途絶えたときは通院中なのだった。
なんども倒れたり交通事故したりして入院した。
実姉を頼りにしていた。
今のような季節には
豪雪地帯なので持病をおして屋根の雪下ろしをしていた。
しないと家が潰れると言っていた。
家にはほんとに何もなくて
部屋はすっきりして見えた。
1日100円で食事すると言って
山に入って山菜も献立にしていた。
電車の画像を送ると必ず無邪気に喜んでくれたり、
お互い恥ずかしいことも躊躇無くオープンマインドだったから、
人間関係としてはほんとの友人と変わりなかったけれど、
住所だけは教えてはくれなかった。
だから仕方なく郵便局留めで送って姉上に取りに行ってもらった。
ラジオもないということだったので、
いくらモノは排したストイックな暮らしとはいえ、
安全のためにもラジオは必要だし、
内職には相性がいいと思ったからだった。
一方的に送ると決まるまでにも2~3年かかってそうしたのだった。
幸い、とても無邪気に喜んでくれていた。
6~7年前だったか、
音信が途絶えた。
予感どおり何度目かの入院だった。
やっと返信が来たとき、
それは姉上が書いたメッセージだった。
今度は無理なようですと
最後通告のような文面だった。
そうかもしれないと思った。
そうかもしれないけれど
また生還できるような気もした。
そして、
やはり奇跡的に生還した。
その極限的状況に接してからは
なんとなく僕も冷水を浴びたようは恐怖心が尾をひいていたが、
やがて僕自身が入院する事態があり、
頻繁に音信を交わすことは途絶えていった。
僕がメルアドを変えたことも長い間通じていなかった。
2年ほど前だったかと思うけれど、
メールへの返信がなんとなく違和感を感じて、
健康上か境遇の上でのなにか事情のためかもしれないとも想像して
なおさら気安くメールしないでいた。
でも何ヶ月も音信がないのもおかしいので、
たまにメールすると
やはり少し違和感があった。
このやり取りは覚えている。
元気?まだお仕事してる?と僕。
返信は、
生活かかっていますから。
だった。
?という感じだった。
生活かかっていますはその通りだけれど、
そういう口調の人ではないし、
それだけプツンと切れる文面はあり得なかった。
今推理するとこのときの相手は別人だった可能性が高い。
実はLINEに登録したときに
彼女が意外にもLINEに登録していると出たので、
LINEからじゃなくメールで確かめてみたのだった。
**さん、LINEに登録した?
と僕。
返信は
**?誰?貴方が?分からないんですけど。
これではっきりした。
別人だった。
はっきりしたから
ある意味でこれで区切りなはずなんだけど、
そうはいかないのはなぜかというと。。。。
こういう現象は
電話やメルアドが廃止または変更されたために
僕の連絡先データが最新でなく、
LINEはそれを照合して違う持ち主を僕に知らせた
ということは当然起こりうる。
それはわかるのだけど、
その別人が
電話番号はもしかしたら廃止後一定期間経過して再利用されたものを
使ってる可能性はあるとしても、
綴りの意味も一般的じゃないメルアドの綴りを
その別人が全く同じ綴りのメルアドにする可能性はありえるだろうか。
別人は
適当に打って作りましたと言う。
別人を僕は疑っては居ないのだけれど、
どう考えてもそんな偶然はあり得ないと思うのだ。
そのミステリーが渦巻いてる最中に
さらにさらに驚愕の事実が連続発生したのだ。
その別人は
同じ苗字なのだ!!!!
しかも、
同じように身を引いて
単身生活、
しかも仕事まで同じく内職!!!
住む土地は違うし、
それも僕は疑っていないけれど、
こんな偶然あり得るはずがないと
思わないかい????・
自分がおかしくなってしまっているのではと思うぐらい
不思議の渦の中に居ます。