クリスマス前に南極昭和基地に着任したムッシー博士は
そのとき一報メールが来た次には
年賀メールがペンギンたちのいる氷原の画像と共に来ただけだった。
そして先日メールが来て、
年賀状を出したいから送別会に来てくれた人たちの住所を教えて欲しい
と言ってきた。
僕がふた月も前に出した仕事がらみの用件には
まったく反応がなかった。
そういえばあのことですね、
もういちど読んで見ますと返信があったけど、
またしてもそれっきりになっている。
博士はふだんから
自分の時間は世間とは違いますと言っているから
僕はまあそれでもいいのだけどね。。。^^
で、
年賀状を出したいというので、
もしかしたら南極大陸の他国との交流のなかで、
どこかの国が郵便を運べる便があるのかもと思ったりしたのだけど、
そうではなくて、
「しらせ」が3月に日本に向けてターンするから
それに載せて4月に着くのだそうだ。
それで、
こちらから何か郵便を送ろうという場合は、
どういう郵便物なら可能かはまだ調べていないけれど、
今年のクリスマス前に「しらせ」が届けるのだ。
なんか博士向きな大河的時間の流れなのである。
なんかいいなあ、と
そう思わないかい。