体制依存症の都民が細川さんを勝たせる見識を発揮するとは期待できないけれど、
原発問題は国の存亡にかかわるというメッセージを発したのは
およそ見識のない逆走男が外国に原発をセールスする姿と比較すると
当たり前のことなのに新鮮でさえある。
都知事になるのがだれであっても
そんなことはどうでもいいと思う。
都知事選という短期間だけど巨大なメディアが
当たり前のことを俎上にあげる機会になることが
機能不全に陥っている日本の世論に刺激を与えることには意義がある。
問題は政府広報みたいになっているマスメディアが
どれだけの露出と扱い方をするかだと思う。
マスメディア次第では
そういうのに乗りやすい都民たちの投票行動にも
少しは期待できるのかもしれない。
もちろん期待したいけれども、
生活習慣病と同じで、
なってしまっている病気はなかなか治るものではない。
期待して裏切られるのはもういやだ。
