晩年になって幼時と似た国家の病状が漂うのを
僕は感じている。
今のところ進行性で悪性である。
凶悪政権の悪政に国民が目覚める日が来ることを待望する。
戦後70年の日本人の進化と開花を壊す勢力には
絶対に従わない。
ブログを続けていては、
抗議の内容しか書けない。
でもブログは
ひとつの生体反応装置なので、
今後は、
日常の小さな小さなひとかけらだけを
記録しておこう。
14年ほど前に輸入した英国製の椅子The Regentの
最終在庫が展示場から戻ってきた。
モスグリーンのほうが、
最初日本に来て、
僕が一目惚れしたアームチェアだ。
その頃の僕は、
良品ネット21という名で活動していて、
この椅子はライフワークにしようと思うほど気に入ったのだった。
結論としては、
共感する顧客との出会いはきわめて散発的で、
いわば独りよがりで閉幕しようとしている。
でも、
独りよがりは変わらない。
椅子の世界では、
デザイン優先のものが多いのが僕の疑問だけれど、
椅子は座るものではなく、
過ごすものだというのが僕の考えだ。
上質の時間を過ごすためのパートナーなのだ。
だから、
この椅子との相思相愛の時間が
ようやく近づいてきている。