人生復刻版

Apr 24, 2016
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50年前に、

妻と僕は結婚した。

今日はその50年目の日だった。

子供たちがホテルで食事をさせてくれた。



結婚してから今日までで、

1家族2人が3家族10人になった。

結婚とは何かという問いの答えは、

煎じ詰めればその広がりにあると思う。



僕が生きてきたこの70数年というのは、

社会の結婚観も多様化した。

だから、

勝手なことを言うべきではない。

どんな結婚も、

どんな生き方も、

それぞれあり得てよい。

  そういう中で、

解けないテーマはある。



結婚の本質には、

こういう面があると思い始めたのは、

30年経って、40年経った頃からのような気がする。

それは、

結婚とは、

共に歳を取ってゆく間柄であるということだ。

結婚していない間柄の場合でも、

それに近いことはあるとも思うけれど、

共に歳をとってゆくという実感がこみ上げてくるのは、

結婚関係の本質だと思う。



ということは、

いつか別れが来るという現実を伴う。





もともと僕は、

喜寿だとか金婚式だとか、

そういう節目のわざとらしい振る舞いは好きではない。

気付いていないわけではないが、

微かに知っている程度に

日々淡々と過ごしたい。

生来臆病者だからだ。












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Last updated  Apr 24, 2016 06:49:22 PM
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