東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2013.10.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類

「キリスト教は証しの宗教、その2」    2013年10月30日

インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network
Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しま
2013年3月25日放映「 キリストの汗と涙と血

131101ダーウィンのブラックボックス生命の暗号.jpg

「キリスト教は証しの宗教、その2」

             甲斐慎一郎
              使徒の働き、17章24~31節

 「神は、ひとりの人からすべての国の人々を造り出して、地の全
面に住まわせ、それぞれに決められた時代と、その住まいの境界と
をお定めになりました」(26節)。

一、形態学的なレベルではなく、生化学的なレベル(DNA
レベル)での仕組みを解明することの必要性について

ダーウィンは「種の起原」を発売し、進化論を唱えましてが、そ
れは、今から約150年前の1859年です。ダーウィンの時代に
観察できた外観上の生物の進化の仕組みは、形態学的なレベルでし
か研究することができず、もっと根本的な細胞レベルでは、何が行
われていたか全くわかりませんでした。当時の最も強力な顕微鏡で
さえ、細胞は単純なものにしか見えなかったので、それは、まさに
「ブラックボックス」でした。

  現在、生物は生命の設計図であるDNAによって形造られること
は、中高生でも知っていることで、形態学的な進化の説明、すなわ
ち生物は、環境の変化に合わせて少しずつ出来上がっていったと信
じている人は、ごく少数でしょう。進化論の正しさを証明するには、
形態学的なレベルではなく、分子レベル、すなわちDNAレベルで
研究しなければ、何も証明したことにはならないのです。下欄の新
聞記事の編集担当者が述べているように「DNAは生活に浸透して
いる」からです。進化論の正しさを証明するには、外側の形を研究
する形態学的なレベルではなく、分子レベル、すなわちDNAレベ
ルで研究しなければ何も証明したことにはならないのです。

 生化学者のマイケル・ベーエ博士は、「これ以上単純化できない
複雑さ」を持ついくつかの極めて複雑な生化学レベルの仕組み(例
--視力、血液の凝固の仕組みなど)を分析し、このようなシステ
ムは、ダーウィン主義的プロセスによって少しずつ出来上がること
は極度に考えにくく、初めからほぼ完成された仕組みとしてデザイ
ンされたシステムとしか考えられないと結論付けています。

  マイケル・ベーエ博士は、これらの仕組みを単純なねずみ取りと
比較しています。ねずみ取りは、台やばねという部品で出来ている
もので、その一つでも欠けていれば、ねずみを取る役割を果たせな
くなります。同じように、生化学レベルのそれぞれの仕組みは、初
めからすべての「部品」がそろっていなければ、その役割を果たせ
ないばかりか、その生物自体が弱肉強食の自然淘汰の中で絶滅する
はずです。

二、ダーウィン主義の進化論は分子レベル(DNAレベル)
における人類の起源の問題を何も証明していない

 形態学的なレベルでは、ある種の生物が違う種に進化できるルー
トを想像できたとしても、分子レベルでは、その進化のルートは想
像もつきません。べーエが分子進化を取り上げているすべての科学
ジャーナルなどを調べた結果、分子レベルで具体的にどのように進
化できるかを詳しく説明する論文を一つも見つけることができませ
んでした。25年間も発行し続けている「分子進化学雑誌」に掲載
されている2000余りの論文の中には、複雑な生化学のシステム
が漸進的に発展できたというモデルが具体的に書かれた論文は一つ
もありません。複雑な生化学のシステムの起源の問題が解決されて
いないどころか、それがどこでも取り組まれていないという事実は、
進化論そのものが、この問題を理解していける枠組みとして成り立
たない強い証拠であると指摘しています。

三、知的計画(lntelligent Design)について

  「ヒトの遺伝情報を読んでいで、不思議な気侍ちにさせられるこ
とが少なくありません。これだけ精巧な生命の設計図を、いったい
だれがどのようにして書いたのか。もし何の目的もなく自然にでき
あがったのだとしたら、これだけ意味のある情報にはなりえない。
まさに奇跡というしかなく、人間業をはるかに超えている。そうな
ると、どうしても人間を超えた存在を想定しないわけにはいかない。
そういう存在を私は『偉大なる何者か』という意味で十年くらい前
からサムシング・グレートと呼んできました」(村上和雄『生命の
暗号』一九八頁)。

四、ヒトゲノム計画でわかったこと

 ヒトゲノム計画(Human Genome Project)というのがありました。
それは、ヒトのDNAの全塩基配列を解読するもので、2003年
に完了しました。全世界の人々のDNAを調べ、遺伝子の地図を作
りました。ベンター博士(セレラ・ジェノミクス社の社長)と国立
衛生研究所の科学者たちは、ヒトゲノムのすべての配列を完成させ
たと発表しました。彼らは、満場一致で、「人種は、ただ一つしか
ない」と宣言したのです。

 全世界の人々のDNAを調べた結果、「人種は、ただ一つしかな
い」、すなわち「すべての民族は、一組の夫婦(アダムとエバ)か
ら生まれた」ということが21世紀の科学で証明されたのです。

一家に1枚ヒトゲノムマップ(A3判対応版)(PDF 4.0MB)

  • 131103DNA、ゲノム、遺伝子.jpg

次は11月6日(水)「キリスト教は証しの宗教、そ の3」です。

甲斐慎一郎の著書 説教集

東京フリーメソジスト昭島キリスト教会







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Last updated  2017.04.15 19:54:33
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