東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2015.02.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「精神論について--その2」

インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network 
Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しま
した。2013年11月5日放映「 神のことばである聖書
130707人間を構成する三つの要素.jpg
「精神論について--2」
                 甲斐慎一郎
                   ローマ人への手紙、3章21~26節

4.とにかく無理をさせるから
 精神論で「がんばれ」「あなたならできるはず」「気合が足りな
い」という叱咤激励は、応援のように見えるけれど、相手の体調や
能力を超えているときがあります。なぜなら、何をどのように頑張
るのか、あなたならできるという根拠はどこにあるのか、気合を出
せば足りる問題なのか、その辺を無視している場合があるからです。
もちろんはっきりした根拠があり、相手との信頼関係の上での言葉
のときもありますが、そうでないときもあります。ただ精神論での
叱咤激励は、言う方には都合がよい言葉ですが、言われた方は、ゴ
ールの見えない中を「全力の気合」で走らなければならず、無理を
しなければいけないときが少なからずあります。そして「がんばれ
なかった」「できるはずなのに、できなかった」「気合が足りなか
った」と、自信を失うことにつながってしまい、悪循環になります。

5.体系化できないから
 精神論は体系化できません。人によって違う体力の限界や気合の
限界を、数値化して記録することができません。つまり、客観的で
ない叱咤激励は論理的に次の人に引き継ぐことができず、データと
して積み重ねることができません。持続性のある組織の中でデータ
を引き継げないことは、担当者が変わるたびに予定が読めないため
に、一から作業を始める必要があり、ロスとなります。そこで、精
神論ではなく合理的に解決できるシステムを作る必要があります。

6.常に流行っているわけではないから
 精神論で解決できる時代があるかもしれません。しかし精神論で
解決できる時代ばかりでもありません。時代が変われば、流行りも
変わります。精神論でしか解決できない問題は、もう解決できませ
ん。解決しなければならない問題は、時代や流行にかかわらず解決
しなければなけません。そこで精神論で解決してはいけないのです。
(この項目は、ウィックペディアより転載)

四、聖書の教えと精神論

 精神論は、聖書が教えている「罪からの救い」という観点に立っ
てみれば、これは「福音」すなわち「信仰による救い」とは対極に
位置する「律法(行い)による救い」にほかなりません。「人は律
法の行いによっては義と認められず、ただキリスト・イエスを信じ
る信仰によって義と認められ」ます(ガラテヤ2章16節)。なぜな
ら「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認
められるために、よみがえられたからです」(ローマ4章25節)。

 「ゆとり世代」と呼ばれる人たちの「精神論」についての指摘を
まとめるなら、
1.自分の経験が絶対の基準になっている
2.客観的、論理的な裏づけがない
3.体系化できない
4.合理的に解決できるシステムがない
5.常に流行っているわけではない

 この5つの指摘は的を射ています。これらは消極的に述べていま
すが、これらを積極的 に述べ、言い換えるならば、
1.すべての人に当てはまること
2.客観的、論理的な裏づけがあること
3.体系化できること
4.合理的に解決するシステムがあること
5.すべての時代に当てはまること

物事を成し遂げるためには、どんなに強い意志でも、意志だけで
は不可能で、よく学んで「知識」を得、その「知識」によって、自
然界の法則を始め、あらゆる「法則」を守って「技術」を習得して
こそ可能なのです。

このように「知識」と「法則」と「技術」を習得することができ
るのが「知識(知性)」を最優先する考えである「理科系」です。
聖書が教えているキリストの十字架の贖いによる罪からの救いは、
神を信じる信仰によって「神を知る知識」(コロサイ1章10節)に
満たされ、神の「律法を確立」し(ローマ3章31節)、「救いを得
させる神の力」(同1章16節)が与えられます。 それで「信仰の世
界(キリスト教)」は、「分科系」でも「体育系」でもなく、「理
科系」 なのです。

次回は2015年2月24日「信仰による歩み」
甲斐慎一郎の著書 説教集
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Last updated  2015.02.16 22:54:13
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