東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2015.07.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「創造論と進化論の功罪」    2015年7月13日

インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network 
Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しま
した。2015年1月13日放映「 信仰の妨げ(2)物への執着 」 
150625恐竜の系統図.jpg
「創造論と進化論の功罪」
             甲斐慎一郎
              創世記1章26、27節

 人の起源については、人は神によって創造されたという「創造論」
と、人は単細胞生物から進化したという「進化論」があります。

一、創造論の正しさ
  聖書は、神は「われわれに似るように、われわれのかたちに、人
を造ろう。……神はこのように、人をご自身のかたちに創造された」。
「わたしの栄光のために、わたしがこれを創造し、これを形造り、
これを創造した」と記しています(創世記1章26、27節、第二版、
イザヤ43章7節)。
 キャンベル・モルガンは、このみことばから「人は、神によって
(by God)、神のように(like God)、神のために(for God)造
られた者である」と述べています。
  「ヒトゲノム計画」というのがありました。それは、ヒトのDN
Aの全塩基配列を解読するもので、2003年に完了しました。全
世界の人々のDNAを調べ、遺伝子の地図(ヒトゲノムマップ)を
作りました。ベンター博士と国立衛生研究所の科学者たちは、ヒト
ゲノムのすべての配列を完成させたと発表しました。彼らは、満場
一致で、「人種は、ただ一つしかない」と宣言したのです。すなわ
ち「すべての民族は、一組の夫婦(アダムとエバ)から生まれた」
ということが21世紀の科学で証明されたのです。 

二、進化論の誤り
  ダーウィンが「種の起原」を発売し、進化論を唱えたのは、18
59年です。ダーウィンの時代に観察できた外観上の生物の進化の
仕組みは、形態学的なレベルでしか研究することができず、もっと
根本的な細胞レベルでは、何が行われていたか全くわかりませんで
した。当時の最も強力な顕微鏡でさえ、細胞は単純なものにしか見
えなかったので、それは、まさに「ブラックボックス」でした。
  進化論者は、これまで140年以上、形態学的なレベルでの進化
の説明をしてきましたが、DNAの発見と遺伝子の地図(ヒトゲノ
ムマップ)の作製によって、形態学的なレベルでの進化の説明は誤
っていることがわかりました。それで進化論者は、DNAレベルで
の進化の説明をする必要に迫られ、今度はDNAが偶然にも突然変
異を起こしたと、証拠もないのに憶測で進化したと言い始めました。
 現に2015年のNHKのテレビ番組で、「生命大躍進」が放映
されました。第1回は5月10日「そして目が生まれた」、第2回
は6月7日「こうして母の愛が生まれた」、第3回は7月5日「つ
いに知性が生まれた」です。3回とも証拠もないのに憶測で、何億
年前にDNAが偶然にも突然変異を起こし、進化して、「目が生ま
れた」「胎盤ができた」「知性が生まれた」と説明していました。
  上の図は形態学的なレベルの、しかも古来の恐竜の系統図です。
赤い所は、化石がありますが、白い所は、化石はなく、進化論者の
想像(憶測)です。枝分かれしているところは、ミッシング・リン
ク(欠けた連鎖)です。 
 これは、これまでの形態学的なレベルでの進化が偶然の積み重ね
によって起きたと、証拠もないのに憶測で進化したと説明してきた
過ちをまたもや繰り返しているのです。

三、創造論と進化論の功罪
  創造論は、神が人間を創造されたことを信じるものです。すなわ
「人は、神によって創造され、神のかたちに似せて造られ、神の
栄光を現すために形造られた」のですから、神の啓示によって、人
間とは何であり、どこから来て、どこへ行くのか、また何のために
生き、どのように生きるべきなのかということがすべてわかります。
人が生きていくうえで、これほど幸いなことがあるでしょうか。
 ところが進化論は、無から有を生じる自然発生という偶然から始
まり、無生物から生物へ、そして猿から人間へ進化したことを信じ
るものです。すべては偶然の産物で、 「人は偶然によって、偶然の
ように、偶然のために造られた」のですから、人間とは何であり、
どこから来て、どこへ行くのか、何のために生き、どのように生き
るのかということが全くわかりません。人が生きていくうえで、こ
れほど不幸なことがあるでしょうか。
  私たちは、人の生き方と科学の両面から考えて、「創造論」と
「進化論」のどちらが正しいと信じるでしょうか。

次回は2015年7月20日「天地創造は六日か幾億年か(1)」です。
甲斐慎一郎の著書 説教集
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Last updated  2016.12.11 16:42:15
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