東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2017.11.11
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「神のご計画の全体19   2017年11月12日
 神の支配とサタンの支配」

インターネットのテレビ局CGNTV(⇒みことばに聞く⇒関東⇒
東京B)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しました。
  2015年3月19日放映「 信仰に成長する秘訣(2) 」 

「神のご計画の全体19 神の支配とサタンの支配」 

             甲斐慎一郎
                ヨブ記、1章6~12節

一、サタンは、この世の神であり、世全体は悪い者の支配下にあ
ります 

  パウロは、サタンのことを「この世の神」と呼んでいます(第二
コリント4章4節)。またヨハネは、「世全体は悪い者の支配下に
ある」と述べています(第一ヨハネ5章19節)。そしてサタン自身
は、キリストを誘惑する時、「この、国々のいっさいの権力と栄光
……は私に任されている」と主張しています(ルカ4章6節)。
 図の桃色の台形は、世全体がサタンの支配下にあることを示した
ものです。

二、神は、その上にあって、すべてのものを支配しておられます 

  世全体がサタンの支配下にあることは、一面において事実ですが、
それがすべてではありません。神はその上にあってサタンさえも支
配しておられる方です。

 図の青い線の三角形は、そのことを示したものです。
  聖書は、ヨブのことについて神と天使たちがサタンと激しく戦っ
たり(ここでは白熱化した討議をしたり)(ヨブ1~2章)、イス
ラエルの王アハブのことについて、ひとりの霊が神に進言したり
(第二歴代18章20、21節)するという天上の出来事と、その結果
として起きる地上の出来事を記しています。

 キリストが「雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地
に落ちることはありません」(マタイ10章29節)と言われたよう
に、この世の神であるサタンも、神の許しなしには何もできないの
です。 
 キリストは、「シモン、シモン。見なさい。サタンが、あなたが
たを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました」
と言われ(ルカ22章31節)、弟子たちが自分のゆえにつまずいて
散り散りになるのは、サタンのしわざであり、それは神が許された
ことであることを知っておられたのです。

三、私たちの戦いはサタンとの戦いです

  パウロは「私たちの格闘は血肉(人間)に対するものではなく、
……暗やみの世界の支配者たち(悪魔と悪霊)……に対するもので
す」(エペソ6章12節)と述べています。サタンとの戦いに勝利を
得るためには――人は、素手でサタンに勝つことはできませんので
――第一に、神の大能の力によって強められ、第二に、神の武具を
身につける、すなわち真理の帯を締め、正義の胸当てを着け、平和
の福音の備えをはき、第三に、神の武器をとる、すなわち信仰の大
盾をとり、救いのかぶとをかぶり、みことばの剣をとることです
(同6章10、14~17節)。

四、神とサタンとの激しい戦いに信仰者がことばによって加
わるのが祈りです
  ダニエル書の10章には、ダニエルが満三週間(21日間)、断
食して祈った時(3節)、天上では、その祈りは、「初めの日から
……聞かれてい」た(12節)にもかかわらず、「ペルシャの国の君」、
すなわちサタンの使いが21日間も立ちはだかっていたので(13節)、
地上にいるダニエルには、その祈りが聞かれていたことが分からな
かったということが記されています。

  「祈り……は神の前に立ち上って、覚えられ」(使徒10章4節)、
神とサタンとの激しい戦い(白熱化した討議)の中に私たちのことば
も加えられます。もし私たちが祈らなければ、天上の出来事の結果と
して起きる地上の出来事はすべて、どうすることもできない運命とし
て受け止めるしかないでしょう。  

 しかし私たちが祈るなら――それが神のみこころにかなったもので
あるなら――その祈りは神の前に立ち上って覚えられ、神のご計画の
中に組み入れられるだけでなく、神は、サタンの恐ろしい企みを打ち
破って、地上にそのみこころを行われるのです。

五、サタンとの戦いに勝つためは、死の支配からいのちの支配へ移
ることが必要です
  サタンとの戦いに勝利を収めるために最も必要なことは、図のよう
に全人類は、人類の古い始祖であるアダムの子孫として生まれるので、
彼の堕罪による死の支配下にありますが、「だれでもキリストのうち
にあるなら」(第二コリント5章17節)、人類の新しい始祖であるキ
リスト(神)の子孫として生まれ、いのちの支配下にはいることです。
甲斐慎一郎の著書 説教集






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Last updated  2017.11.11 17:56:57
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