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日本に一時帰国して戻ってきたら、
家がこんなになっていた。
ひぇーーーっ!!!
家が浸水したことは、ちょうど一週間前の4月24日に聞いていた。
その日は久しぶりに先輩作家さんたちと新宿で会って、
帰った夜にダディンから聞かされたのだった。
家が大変なことになっているらしい
と、ダディンのお母さんから電話があった、と。
なんでもその前夜(か二、三日前に)メルボルンでは豪雨があって、
念のため、家の様子を見に来てくれた義母が惨事に気づいたそうだ。
ガレージの隙間から水が流れ出しているのを
不審に思った彼女が、中に入ってみたところ、
家の中は一面水浸しで、足元を水が流れていた。
そのときも雨はまだ降り止まなかったせいで、
義母は、階段や天井から水が流れ落ちてくるのを
雨漏れだろうと解釈したのだった。
義母は慌ててダディンに連絡を取ろうと
私の実家に電話をしてくれたのだけれども、私は東京、
ダディンは私の妹ファミリーと子どもたちを連れて出かけていて
連絡が取れず、私の両親は英語が不得手だったため、
ダディンが知ったのは土曜の夜。
結局、翌日、保険会社に連絡を入れて、人の手配を頼むことになった。
ものの、翌日は日曜日で保険会社は動けないということで、
レスキュー部隊が動き始めたのは月曜の朝。
そのときに初めて嵐のせいで水漏れしていたと思われていたのが、
実は二階のバスルームのパイプ部分から漏れていたことがわかった。
それでもとりあえず水は収まった。
そうして中の被害状況も初めて確認することができたのだった。
土曜日に義母が気付いたときは、一階の子どもの遊び部屋部分と
ダディンのオフィスの天井に穴があいてしまって、
家の西側が浸水しているってことだった。
けれど実際はダディンのオフィス部分の天井は、ほぼすっぽり抜け、
子ども部屋の天井も半分は抜け落ちていた。
で、私たちの寝室やらバスルームやら一階はほとんど、
二階もムゥの部屋やバスルームがある西半分は
どこも水に浸かっていたのだった。
家の床は、石の部分とカーペット部分でできているのだけれども、
カーペットは二階の娘の部屋とライブラリー部分の床を除いて
すべて剥がされることになった。
と、聞いてはいたが、 百聞は一見に如かず
。
久しぶりに見る我が家は、想像していた何倍も酷かった。
天井の、聞いていた部分はもちろん抜け落ちて、
カーペットの剥がされた床はコンクリートが剥き出しになって、
無数の釘が針の山状態で突き出している。
とても危なくて歩けない。
しかも釘は水に浸かって錆びてるし…。
刺さったらすぐにも破傷風になっちゃいそうだ。
床のそこかしこには、泥まみれになった縫いぐるみやら玩具、絵本、
靴や洋服やらいろんなものが散乱していて、改めて
ひぇぇぇーーーーーーーーー!!!!!
そのうえBlower、業務用の乾燥器が何基も据えられ
家を乾かしているせいで、ものすご~~~い 轟音
なのだ。
怒鳴り合わなければ、何を言っているのかわからない。
こ…れから、どうしよう…。
話を聞いたときは家がどんな状態でもここに住んで、
ゆっくりと修復してゆこうと腹を括っていたのだけれど、
とてもじゃあないけど住めるような状態じゃあなかった。
保険会社からは、剥き出しの釘がそこらじゅうに突き出しているため
事故に遭う危険性が高いから、家には戻らないようにと言われている。
それに配管工が水道管の修復を終えるまで
水道は使わないようにとも言い渡されている。
水無しで生活はできないし…。
だいたい、うちにはこの間、
日本で4歳の誕生日を迎えたばかりの息子もいるのだ。
今は長旅で疲れ切って車の中ですやすや眠っているけれど、
たぶんムゥがこの空間に足を踏み入れたら、
その一時間後には今度は病院の
救急診療所に向かわなければならなくなるであろうこと、請負って感じ。
とりあえず娘の方は義母と一緒にお庭に避難してピクニックランチを、
ダディンと私は汚れて転がっている物品を
比較的被害の少ないファミリールームの床やテラスに並べ日干しをするという
ささやかな作業に取り掛かる。
だけど、この、そこかしこで雄叫びをあげるBlowerときたら…。
この 轟音の渦
に揉まれていると、気が狂いそうになってくる。
とてもここで今晩を越せそうにはない…。
結局、この夜、私たちは保険会社の方が取ってくださった
ビジネスホテルに避難したのだった。
このとき避難場所があるってありがたいことだ
と、しみじみと思わされました。
保険会社の方々ありがとうございました。
そうして家の惨事に気づいて、
私たちがいない間、保険会社との間に入ってくださった
お義母さん、どうもありがとう。
心から感謝しています。。。
ああ、それにしても、 これからどうなることやら……
デス。
ちなみに、写真はランパス、子ども部屋の天井です。
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